ここから本文です

米国→英国の2週間 鈴木愛に芽生えた“確かな迷い”とは?

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 8月1日(月)9時8分配信

鈴木愛は初挑戦となった「全英リコー女子オープン」を65位で終えた。イーブンパー52位から出ると2バーディ、5ボギー1ダブルボギー「77」(パー72)と最終日に崩れ、通算5オーバー。「一緒に回ったトッププロたちは、すごかったです」と十分な刺激を受けて、帰国する。

撮れたて直送!「全英リコー女子オープン」フォトギャラリー

初日は100%だったフェアウェイキープ率は、64%まで落ち込んだ。ティショットを左のラフに打ち込んだ2番でボギーを先行して、流れが悪くなった。「ショットが暴れた」と肩を落とした。だが、昨年の「全米女子オープン」に続く予選通過に「自信になった部分もある。課題も多かった一週間だった」と実りのある大会となった。

前日までは「パットが入らない」と嘆いた。グリーンの傾斜が日本よりも激しい欧米で、チャンスをものにできなかった。平均パット数は日本で今季1位。その自信はもろくも砕かれた。芝は順目、逆目が入り混じる。つける位置も重要になり、1ydの差が勝負を分ける舞台だった。「日本では調子が悪くてもごまかしが効く部分もある。アメリカでやりたい気持ちは強くなった」

米国本土で開催された前週の「UL インターナショナルクラウン」から、英国への長距離移動となった。米ツアーの移動距離は、日本とは大きく異なる。プロになって初の海外転戦も一つの経験だった。さらに、この2週間は夕食をともにするなど米国に身を置く宮里美香を慕い、さまざまなことを学んだ。

米国に行けば、キャディとはコースの内外でほぼ1年間をともに過ごすことになる。だが、鈴木は専属キャディをつけていない。「ずっと一緒にいるというのは…。互いに良いときも悪いときもある。それがコースで出ちゃうのは嫌なんです」という理由からだった。

宮里に帯同するトレーナーから「米国に来るのであれば、チームは本当に重要だよ」とアドバイスを受けた。迷いが生じた。「来年から年間契約にしようかな。本当に迷っている」。普段の明るい笑顔には、真剣みが帯びた。

漠然と描き続けてきた青写真は一歩前進したが、結論は出ていない。「自分の状態やタイミングもある」。課題も収穫もあった英米両国での2週間は、鈴木に“確かな迷い”を生んだ。(イングランド・ウォーバーン/林洋平)

最終更新:8月1日(月)9時8分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。