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「自信がちょっと戻った」松山英樹、メジャー自己ベストの4位タイ

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 8月1日(月)10時46分配信

バルタスロールGCで行われた今季の海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」を、松山英樹はメジャー大会自己最高位の4位タイで終えた。前日、悪天候のためにプレーできなかった第3ラウンドと最終ラウンドの計36ホールを1日でこなし、「67」「68」(パー70)。36ホールで6バーディ、1ボギーと安定したプレーを見せて通算9アンダーまで伸ばしたが、悲願のメジャー制覇には届かなかった。

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4打差を追って出た最終ラウンドは、序盤はショットがぶれて、ピンチが続いた。4番(パー3)では、ティショットが奧のバンカーにつかまると、そこから4mに寄せるのが精一杯。それでも、この大事なパーパットをねじ込んだ。

「(ショットは)良くはないけど、修正できるかなというレベル。TPC(ソーグラス=ザ・プレーヤーズ選手権)が終わって色々やって、その修正が効かないようなゴルフじゃない。今日も途中からは安定して振れてきたし、悪くはない」

一方で、5番以降はすべてのホールでパーオン。幾度となく1ピン以内からのバーディパットを打ち続けたが、あとひと筋、あとひと転がりで決まってくれない。雨で軟らかくなったグリーンで1日2ラウンドをこなし、芽の強いポアナ芝の影響でポコポコと球が跳ねることもあったが、「それはあまり気にしなかった」と松山は言う。

上位のスコアも停滞し、11番で6mの難しいフックラインを沈めてこの日初めてのバーディを奪うと、首位と3打差。だが、その後は1つスコアを伸ばすにとどまった。「良いパーパットが入って崩さずに上がれていたけど、伸ばすためのパットが入らないと勝負にならない。そこが課題」と松山は口を結んだ。

悔しさはある。それでも、2週間前の「全英オープン」での予選落ちから少ない時間で、メジャー大会で再び優勝争いができるまで復調した手応えは小さくない。「自信がないのが、ちょっと戻った。練習では“100”なんだけど、試合になって“0”になっていたのが、(今は)少し残っている」とおどけて笑った。

「悔しいのもあるけれど、4日間久しぶりに良いプレーができたことはうれしかった。ちょっと冷静に、次にメジャーで勝つためにどうすればいいかを考えたい」と締めた松山。敗れはしたが、実り多き一週間となったようだ。(ニュージャージー州スプリングフィールド/今岡涼太)

最終更新:8月1日(月)12時40分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)