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歴代復興大使、古里の力に 郡山で「復興大使のつどい」

福島民報 8月1日(月)9時54分配信

 福島民報社の初の「復興大使のつどい」は31日、福島県郡山市の郡山ビューホテルで開かれた。初年度の平成24年度から5年間に委嘱した中学生から社会人まで歴代の「ふくしま復興大使」約80人が参加した。グループディスカッションを行い、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故からの本格的な復興に向け、それぞれ自主的な取り組みを進めていくことを誓った。
 グループディスカッションは地域ごとに10のグループに分かれ、「どんな福島にしたいか」「やるべきこと、やってみたいこと」について意見を出し合った。
 「どんな福島にしたいか」では、国内外から多くの人々が訪れ、明るく安心して生活できる古里にしたいといった声が多く出された。再生可能エネルギーを利用したまちづくりで活気と夢がある福島にしたいとの意見もあった。
 「やるべきこと、やってみたいこと」では会員制交流サイト(SNS)を通じた国内外への情報発信、放射線に関する正しい知識の普及、若者が参加しやすいイベントの開催などが挙がった。県内各地の避難者と地元住民の交流促進にも意欲を示した。

■新大使15人に委嘱状

 つどいでは、28年度の新しい「ふくしま復興大使」15人の委嘱式も行われ、復興戦略を担当する福島民報社の遠藤義範常務が一人一人に委嘱状を手渡した。
 野地誠県風評・風化対策監兼知事公室長が県内の復興状況などについて講話した。世界最高峰エベレスト(8848メートル)への登頂を果たした福島市出身のタレントで俳優のなすびさんも講演し、大使を激励した。
 1日は楢葉町にある日本原子力研究開発機構(JAEA)の楢葉遠隔技術開発センター(モックアップ施設)、いわき市のワンダーファームなどを見学する。

福島民報社

最終更新:8月1日(月)9時59分

福島民報