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谷井、競歩発展へ「力出し切る」 昨年世界選手権銅メダリスト

デイリースポーツ 8月1日(月)10時38分配信

 リオデジャネイロ五輪に出場する陸上日本代表の選手団33人(一部種目を除く)が1日、成田空港発の航空機で合宿地の米ニュージャージー州へ向けて出発。搭乗前の会見で、男子競歩に2004年アテネから4大会連続で出場する谷井孝行(自衛隊体育学校)は、自身のメダル獲得が日本の競歩発展につながることへの思いを語った。

 167センチ、57キロ。小柄な体形の谷井が女子短距離代表の福島千里(北海道HAC)と並ぶと、お互いがまっすぐに顔を合わせられる。昨年の世界陸上(北京)の男子50キロ競歩では日本勢初のメダルとなる銅メダルを獲得。「現状の力を出した結果。リオでも自分の力を出し切れば」と、33歳で迎える今回のリオで谷井の競歩人生は最盛期を迎えたともいえる。

 地味でつらい競技イメージがつきまとう競歩界だが、谷井は自身の「歩き」がそれを覆すことを願っている。この日もだれよりも長時間、陽光を浴びてきた日焼け顔で、「競歩人としていつも感じていること。それがメダル獲得への強い意欲になっている」と上を向いてきっぱり言い放った。多くのテレビカメラやマイクを向けられた空港での出発シーンは、まさしく競歩のイメージアップ第一歩にもなった。

最終更新:8月1日(月)10時50分

デイリースポーツ