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“RAGE Vol.2 GRAND FINALS”『ストリートファイターV』部門をリポート――世界レベルの闘いの結果は!?

ファミ通.com 8月1日(月)21時7分配信

●RAGE『ストリートファイターV』部門の初代王者が決定!
 年間を通じて複数ジャンルのゲーム大会を開催する、CyberZ主催のe-Sportsイベント“RAGE”。2016年7月30日と31日に、“RAGE Vol .2 GRAND FINALS”として『Vainglory』と『ストリートファイターV』の決勝大会が東京都渋谷区のEBiS303にて開催された。本稿では、31日に行われた『ストリートファイターV』決勝大会の模様をリポートする。

RAGE Vol .2 GRAND FINALSは、事前に東京と大阪で行われた予選大会を勝ち抜いた計8名によるダブルイリミネーショントーナメント(※)。参加選手は、先日行われた世界大会EVO2016準優勝のhashibiron(ふ~ど)選手、同じくEVO2016で3位のyukadon選手、EVO2016TOP8のeita選手など、世界で活躍するプレイヤーが名を連ねた。ちなみに、優勝者には100万円、2位に40万円、3位と4位に20万円ずつ、5位から8位に5万円ずつ贈られる。

※一度負けても敗者復活を目指せるトーナメント形式。Winnersトーナメントから始まり、一度負けるとLosersトーナメントで敗者復活を目指して戦うことになる。ここで負けると敗退。最終的に、Winnersトーナメントの勝者(無敗)とLosersトーナメントの勝者(1敗)で決勝戦を行う。Losesrsトーナメントの勝者は1敗しているので、優勝するためにはWinnersトーナメントの勝者に2連勝しなければならない。


 Winnersトーナメント1回戦は、↓の組み合わせで行われた。組み合わせは大会当日の1ヵ月近く前から決まっていたため、どの選手も対戦相手を打ち負かすために対策を練ってきており、白熱した試合が予想された。まずはEVO2016TOP8組の動向に注目すると、hashibiron選手は、「触れたら一瞬で倒します」との言葉通りにcojiro選手をストレートで撃破。eita選手は独自の格ゲー哲学を持つtokido選手の前に敗れてしまう。そして、1回戦の相手を見て「ぶっちゃけ安心しました」という余裕を見せたyukadon選手は、オオヌキ選手を寄せ付けずに勝利。また、使用人口の少ないアレックスで勝ち上がってきたストーム久保選手は、カプコンカップ2015覇者のKazunoko選手の前に敗れ去った。

■1回戦の組み合わせ
hashibiron選手(ミカ)対cojiro選手(春麗)
tokido選手(リュウ)対eita選手(ケン)
オオヌキ選手(春麗)対yukadon選手(ナッシュ)
ストーム久保選手(アレックス)対GODSGARDEN | Kazunoko選手(キャミィ)

大会映像はこちら(1回戦は54:00あたりから)

●白熱の闘いが続く!
 Winnersトーナメント2回戦は、“hashibiron選手対tokido選手”とyukadon選手対Kazunoko選手の組み合わせ。hashibiron選手対tokido選手は、要所で“昇龍拳”や“心眼”を効果的に決めて、hashibiron選手の攻めをしのいだtokido選手が2-0勝利。yukadon選手対Kazunoko選手は、ファイナルセットのファイナルラウンドまでもつれ込む接戦に。劣勢ながらときおり大胆な対応を見せるyukadon選手が、追い上げるkazunoko選手を制して勝利を収めた。

※大会映像はこちら(Winnersトーナメント2回戦は2:56:00あたりから)

 Winnersトーナメントの決勝は、tokido選手とyukadon選手。EVO2016でもぶつかったこのふたり。そのときは、yukadon選手が勝利を収めていた組み合わせだ。解説のヲシゲ氏によれば、「リュウはジャンプ攻撃で攻め込むことになるので、それをいかに対処するかがポイントになる」と分析。第1セットは、リーチを活かしながら立ち回り、リュウのジャンプをしゃがみ中パンチで迎撃しながら試合のペースを握ったyukadon選手が先制。第2セットはいきなりの猛攻でyukadon選手が1ラウンド目を先制。tokido選手も負けずに2ラウンド目を取り返す形に。3ラウンド目はyukadon選手が体力残りわずかに追いつめられながらも、クリティカルアーツをtokido選手の投げに合せて逆転。そのまま勝負を決めて2-0で勝利。この試合をyukadon選手は「ものすごく緊張しました。かなり運がよかった」と振り返った。その後、kazunoko選手がLosersトーナメントの決勝で、tokido選手を破り、ふたたびyukadon選手と決勝戦でぶつかることに。

※大会映像はこちら(Winnersトーナメント決勝は4:35:00あたりから)

 決勝戦は、3セット先取制(1試合2ラウンド先取制を3試合先取したほうが勝ち)で行われる。無敗のyukadon選手は3セット先取すれば優勝となり、1度負けてLosersトーナメントから勝ち上がってきたkazunoko選手は3セット先取を2回勝たなければ優勝できないハンデ戦。試合は決勝戦にふさわしく、お互い譲らない一進一退の攻防に。そして2-2で迎えた5セット目、お互い慎重な立ち上がりでスタートした1ラウンド目をkazunoko選手が取り、リセットにリーチをかける。続く3ラウンド目は、kazunoko選手が執拗な“キャノンストライク”で空中からyukadon選手を攻め立て、体力残りわずかのyukadon選手にキャノンストライクをカウンターヒットさせることに成功。kazunoko選手が勝ったかと思われたが、コンボではなく投げを選択し、これが抜けられてしまい仕切り直しに。ピンチをしのいだyukadon選手が渾身のしゃがみ中キックをヒットさせて2ラウンド目を取り返す。続く3ラウンド目もお互い体力が残りわずかとなる接戦となったが、この局面もyukadon選手が“EXソニックブーム→Vトリガー”の連携をヒットさせて乗り切り、優勝を決めた。優勝したyukadon選手は、「相手がいつ飛んで来るか読めたのがよかった」と勝因を語り、「負けそうだったので、勝手ものすごく気持ちよかったです」と喜びを口にした。

※大会映像はこちら(決勝戦は5:12:00あたり)


 大会終了後は、RAGE恒例(?)のサプライズとして、EVO2016の優勝者INFILTRATION選手とレッドブルアスリートとして活躍するスネークアイズ選手が登場。EVO2016決勝を再現したhashibiron選手対INFILTRATION選手、そしてスネークアイズ選手対tokido選手というエキシビションマッチが行われ、ギャラリーもこのサプライズに大いに盛り上がっていた。
 イベントの最後は、カプコンの杉山晃一『ストリートファイターV』プロデューサーが選手、来場者、視聴者、スタッフなどの関係者に感謝の意を述べ、さらに「RAGEは世界大会と言っても過言ではない。日本のeスポーツリーグの未来に興奮しています。」とeスポーツのさらなる発展に期待を膨らませていた。そして最後はRAGEを主催するCyberZ取締役、大友真吾氏が大会の盛り上がりに興奮しながら、「eスポーツの発展には、ファンが憧れるようなスター選手が必要になると思っています。それを作るの場がRAGEでありたいと考えています。みなさん感謝しております。ありがとうございました」と挨拶。そして、次回のRAGEは、『シャドウバース』で開催されることが発表され、イベントが締めくくられた。


※大会映像はこちら(エキシビションマッチは5:36:00あたりから)

最終更新:8月1日(月)21時7分

ファミ通.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。