ここから本文です

Windows 10無償アップ終了直前に一瞬吹いた駆け込み需要

ITmedia PC USER 8月1日(月)17時16分配信

 Windows 10公開から1年が経ち、Windows 7/8.1からの無償アップグレード期間が7月29日をもって終了した。

【Win 10無償アップ終了で低容量USBメモリに注目】

 3カ月間、その影響についてPCパーツショップに聞いてまわったところ、すでにOSパッケージの主流は10に移行しており、ほとんど無関係ではないかといった声が大半だった。しかし、終了直前の数日間は複数のショップで際立った動きがあったようだ。

 TSUKUMO eX.は「直前になって重い腰を上げたという人が結構いました。アップグレードする前に旧環境をバックアップしておきたいということで、SSDや外付けHDDケースの売れ行きが明確に伸びました」と語る。「10にアップグレードした後にソフト単位で不具合が発生して、元に戻すのに苦労した話はよく聞きます。その対策としてというのが後押ししているのかもしれませんね」。

 なお、再び7/8.1に戻した場合は、7月29日以降も10への無償アップグレードや同ライセンスを使っての10クリーンインストールが可能だ。マイクロソフトはそのための「メディア作成ツール」を提供しており、このツールの媒体として低容量のUSBメモリの売れ行きも伸びたという。

 テクノハウス東映は「終了の2~3日前から、8~16GBのUSBメモリを指名買いする方が目立ちましたね。あんまり10へのアップグレードに乗り気じゃない人でも、せっかくだから可能性だけは確保しておこうと動いたんだと思います」と話していた。

 なお、今後の影響については次のような声もある。「これまでは手元にある7/8.1ライセンスの再利用を考えてか、マシン一式を注文される際にOS抜きのパターンが多かったですが、それが普段くらいの割合に戻りそうです」(某ショップ)。

●サーマルテイクのオープンフレームケース「Core P3」がデビュー!

 アキバ特価レポートでも触れたが、先週、サーマルテイクのATXケース「Core P3」が登場している。ブラックタイプが税込み1万6000円強、ホワイトタイプが同1万7000円強だ。

 Core P3は前後上下のパネルを取り払ったオープンフレームタイプのケースで、左側面も透明アクリルパネルを採用しているため、ケース内部が丸見えの状態で固定できる。2015年11月に登場したATXケース「Core P5」(税込み1万9000円強)をひと回り小さくした仕様だが、最大420mmの水冷ラジエーターが組み込めるほか、拡張スロットを8基用意するなど、拡張性はまずまず確保している。外形寸法は333(幅)×470(奥行き)×512(高さ)mmだ。

 入荷したTSUKUMO eX.は「Core P5もかなりの反響がありましたが、P3のほうが価格的にもサイズ的にも導入しやすいので、いい線行くんじゃないかと思います。最近は光モノを含めて、マシン内部の見た目にもこだわる人が増えていますからね」とヒットを期待していた。

●NAS向け10テラで格安の「IronWolf ST10000VN0004」が売り場に並ぶ

 前回お伝えした通り、7月29日にシーゲイトのNAS向け10TB HDD「IronWolf ST10000VN0004」が売り出された。価格は税込み5万5000円前後だ。

 ブランド名を一新した第一弾の製品ということもあり各ショップで目立っていたが、売れ行きはまだこれからといった状況のようだ。某ショップは「コスパは高いですが、個人だと持て余す容量ではありますからね。これから10テラがもっと普通な存在になれば伸びてくると思います」と話していた。

 一方、個人向けのNASキットにも有力株が登場している。QNAPの1ベイモデル「TS-128」と2ベイモデル「TS-228」で、税込み価格は1万7000円前後と2万円前後。CPUはどちらもARM v7(1.1GHz)で、1GバイトのDDR3メモリを積む。

 オリオスペックは「ホームユースで人気があるモデルの後継です。スマホやクラウド連携もサクサクできますし、定番品になりえると思います」と話していた。

●ハイスペックなDiginnos Stickやコルセア製ゲーミングキーボードも登場

 ドスパラ パーツ館は、同店のスティックPC「Diginnos Stick」の新モデルとして「DG-STK4S」を売り出した。価格は税込み2万2800円。Atom x5-Z8500(1.44GHz)や4GBのDDR3Lメモリ、64bitのWindows 10 Homeを搭載するなど、従来のラインアップより一段高い性能を備え、サイズも一回り大きくなっている。

 同店は「より性能の高いスティックPCをお求めになる方も増えているので、バリエーションの一つとして見てもらえればと思います。使い道は広いですよ」とプッシュしていた。

 そのほか、入力デバイスではコルセア製のゲーミングキーボードが複数登場している。Cherry MXキータイプよりも40%高速なスイッチを採用したフルキーボード「K70 RAPIDFIRE」シリーズは、税込み2万1000円前後のRGBタイプと1万7000円強の赤色LED搭載モデルの2種類がデビュー。RGBカラーで光るCherry MXキーを採用した「K70 LUX RGB」シリーズは、赤軸と青軸モデルがあり、いずれも同2万円強となっている。テンキーレスで赤軸採用の「K65 LUX RGB」もあり、同1万8000円強だ。

 パソコンSHOPアークは「人気のブランドで、フレームレス構造を採用しているので、それぞれ人気が出そうです」と話していた。

 

最終更新:8月1日(月)17時16分

ITmedia PC USER