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大底から回復過程にあるマツダの株価、今後の動向は?

投信1 8/1(月) 16:10配信

マツダは自主独立の資本政策を掲げる中堅自動車メーカー

三菱自動車 <7211> が一連の燃費不正問題に伴い、日産自動車 <7201> の傘下に入ったことで、自動車メーカーで“完全な自主独立”の資本政策を掲げているのは、ホンダ <7267> 、スズキ <7269> 、マツダ <7261> の3社だけになりました。

この3社はそれぞれに特色がありますが、走行性能とデザインを前面に打ち出して、主に海外で勝負しているのがマツダです。もちろん、国内でも存在感を示しています。

国内外で高い評価、数々のアワード受賞に輝く

実際、国内外におけるマツダに対する評価は高いものがあり、自動車ジャーナリストが選定する数多くの賞に輝いてきました。

最近では、2015年に発売した新型ロードスターが、「2015-16日本カー・オブ・ザ・イヤー」、「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」、「 ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」と、メジャー・タイトルを独占しました。特に、後者の2つは世界中のクルマの中から選定されており、特筆すべき受賞と言えましょう。

マツダのクルマには、言葉では言い表せないような魅力があります。実は、筆者もマツダ車に乗っていますが、運転していると、ハイブリッド車や電気自動車では味わえない躍動感があります。同じように感じているマツダファンは多いと思われます。

過去には何度も経営危機を乗り越えてきた

しかし、そのマツダの経営・業績に目を向けると、少し違った一面が見えてきます。詳細を話すと非常に長くなるので簡単に言うと、様々な歴史的経緯から、マツダは海外現地生産に大きく出遅れました。必然的に輸出比率が高くなり、円高の影響を大きく受ける収益構造になっており、円高のたびに業績悪化を強いられてきました。

しかも、単なる業績悪化ならまだしも、過去に何度も深刻な経営危機に直面しています。おそらく、経営危機に直面した回数では、自動車メーカーの中で最も多いと言えます。マツダの歴史は、円高と経営危機との闘いでもありました。

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最終更新:8/1(月) 17:35

投信1

チャート

三菱自動車7211
556円、前日比+8円 - 12/6(火) 15:00

チャート

日産自動車7201
1080円、前日比+14円 - 12/6(火) 15:00

チャート

ホンダ7267
3330円、前日比+28円 - 12/6(火) 15:00