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ふるさと納税 動機の7割「特典」、「地域貢献」1割どまり

qBiz 西日本新聞経済電子版 8月1日(月)11時48分配信

 「ふるさと納税の魅力は特典」-。そんな寄付する側の意識が、民間調査会社のインターネットアンケートで浮き彫りになった。今年3月にインテージリサーチ(東京)が約3万人から回答を得た調査によると、寄付の動機は「特典が魅力的だったから」を挙げた人が7割と最も多く、「ふるさとに貢献したいから」は1割にとどまった。

 特典を動機に挙げた人は、60代を除けば年代が上がるにつれて上昇する傾向があり、20代で59%、50代で77%。貢献を目的に寄付をした人は20代が最も高く20%。50代で9%だった。

 同社は「ボランティアなどに関する他の調査でも若い年代ほど社会貢献に高い関心を示している」と指摘。感受性が高いとされる若いころに東日本大震災などの大災害を目の当たりにし、社会貢献への関心が高まっているのではないかと分析している。

 一方で「ふるさと納税」という言葉を聞いたことがある人は98%に達したが、寄付をすると居住地の住民税などが控除されるといった制度の詳細を知っている人は12%だった。

 回答者のうち寄付経験者は10%で、再度の寄付を考えている人はうち約9割。未経験者の4割も「寄付をしてみたい」と考えており、関心の高さを示した。

西日本新聞社

最終更新:8月1日(月)11時48分

qBiz 西日本新聞経済電子版