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タレントの友寄蓮さん、献血の普及呼び掛け 自らの闘病経験交え講演

埼玉新聞 8月1日(月)10時30分配信

 献血の普及を図ろうと、埼玉県さいたま市浦和区の市民会館うらわで「愛の献血助け合いの集い」(県、日本赤十字社県支部主催)が開かれ、タレントの友寄(ともよせ)蓮さん(21)が自らの闘病経験や献血の貴さについて講演した。

 友寄さんは高校2年生の時に急性リンパ性白血病を発症、約1年4カ月の闘病生活を送った経験から、タレントとして活動する傍ら、病に苦しむ人を元気づけようと病院でボランティア活動をしている。

 発症当初は微熱とせきが続き、病院でもただの風邪だと診断されたが、次第に触れただけでも足にあざができるようになり、他の病院で血液検査をして急性リンパ性白血病と診断された。

 治療は抗がん剤投与と輸血。副作用で髪は抜け、顔はむくみ、時には鼻血が5、6時間も止まらず、「何でこんな苦しいのに死ねないのか」と嘆くこともあったという。

 友寄さんは「私は常に輸血が必要でした。献血は誰かに命を分けていること。いくら医療が発展しても私たち患者は皆さんの献血なしでは生きていけません。私の体に巡っているのは100人以上の好意と優しさです」と、大勢の献血によって自分が救われたことへの感謝を述べ、「一人でも多くの方に、皆さんの気持ちで命を分けて」と献血のさらなる普及を呼び掛けた。

最終更新:8月1日(月)10時30分

埼玉新聞