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ドラム缶風呂やカレー作り、児童ら体験 幸手の小学校で防災キャンプ

埼玉新聞 8月1日(月)10時30分配信

 災害に対して主体的に行動できる児童を育成しようと、埼玉県幸手市惣新田の市立吉田小学校(児童数86人、斉藤嘉保校長)は7月30、31の両日、「防災サバイバルキャンプ」を同校で開催した。

 今年で9回目を迎える取り組みで、毎年夏休み中に実施。全校児童の約8割が参加しているという。今回は昨年9月に発生した関東・東北豪雨で大規模な被害を受けた茨城県常総市の商工会メンバーによる講演や、救命ボートをプールに浮かべた避難訓練も日程に加えた。

 30日開始の4年生から6年生までを対象にした1泊2日コースには、児童32人が参加した。子どもたちは初日の夕食として、地域住民らと協力しながら、飯ごう炊さんでカレーライスを準備。おなかが満たされた後は、ドラム缶風呂に入浴した。この日は近隣の茨城県境町で花火大会が開催されており、学校から花火見物も楽しんだ。

 6年生の新井伶奈さん(11)は「災害が起きたときには、みんなのために手伝えたら」と一生懸命に学ぶ。PTA会長の田熊一義さん(43)は「地域の方たちも手伝いをしてくれて、頭が下がる思い。子どもたちの笑顔が最高ですね」と目を細めた。

 卒業生も参加し、同市立東中学校2年生の清水茉歩さん(13)と、新井萌楓さん(13)も「受験生になっても参加したい」と、毎年楽しみにしている。斉藤校長は「地域の方々との絆も深まった」と、意義を強調していた。

最終更新:8月1日(月)10時30分

埼玉新聞