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【高校総体】陸上女子400mリレー 倉敷中央(岡山)が初の栄冠 強みは絆、勝つために妥協せず

高校生新聞オンライン 8月1日(月)12時10分配信

 全国高校総体(インターハイ)陸上の女子4×100メートルリレー決勝が7月31日にシティライトスタジアムで行われ、昨年3位の倉敷中央(岡山)が45秒49で初の栄冠に輝いた。(文・小野哲史、写真・幡原裕治)

エース齋藤、前日に喝も

 3走の野口理帆(2年)は走り幅跳びが専門ながら前日の100メートルでは予選を突破。しかし、準決勝で敗退し涙にくれていると、エースの齋藤愛美(2年)は野口に対し、「今は泣いてる場合やないやろ」とチームのことを考えるよう、喝を入れたという。勝つためには妥協することなく、厳しい姿勢で競技に取り組む。それが倉敷中央の強さかもしれない。

 準エースの澤谷柚花(2年)は昨年、齋藤とともに初の決勝進出で3位入賞を果たしたメンバーだ。「去年は3走でしたが今年は2走。速い選手がそろっていて緊張しました。今年は絶対に優勝しようと言っていたので本当にうれしいです」と満面の笑みで語った。200メートルの高校記録保持者で、今大会の100メートル覇者でもある4走・齋藤が大黒柱なのは間違いない。決勝でも3、4番でバトンを受けると、力強い走りでライバルを抜き去り、誰よりも速くゴールに駆け込んだ。ただ、野口や澤谷ら、脇を固めるメンバーも着実に力をつけ、チームの底上げが進んでいた。

部員の思い一つに悲願達成

 そうした2年生が主力を占めるチームをまとめてきたのが、部のキャプテンで1走を務めた末石和莉(3年)である。昨年は大会直前にリレーメンバーから外され、大きな挫折を味わった。「今季も春先は体調不良などで調子が落ちて、思うような記録が出ませんでした」と苦しい時期が続いたことを明かしたが、うまくいかなかった時の悔しさやキャプテンとしての責任感が、困難を乗り越える原動力になったようだ。

 倉敷中央の強みは「みんなの絆」だと末石は言う。バトンをつないだ4人だけではない。部員31人の思いが1つになり、地元開催のレースで優勝というこれ以上ない最高の形で結実した。

高校生新聞社

最終更新:8月1日(月)12時10分

高校生新聞オンライン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。