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【基礎中の基礎】これだけは押さえたい障害年金の知識

マネーの達人 8月1日(月)5時30分配信

病気やケガで働けなくなると、一番不安になるのはお金のことではないでしょうか。

いつまでも貯金を切り崩していくわけにもいかない、かといってすぐに働けない…そんなときは、思い切って障害年金を申請してみるのも一つの手段です。

障害年金って何?

国民年金保険料、厚生(共済)年金保険料を納付している人が、病気やケガ(=傷病)で働けなくなって一定期間が過ぎた場合に支給される年金です。日常生活・就労において障害があるかどうかで支給されるかが判断されます。

いくら支給されるの?

ここでは、障害基礎年金についてとりあげましょう。2016年現在、1級の場合は「78万100円 × 1.25+子の加算」、2級の場合は「78万100円 + 子の加算」と定められています。

なお、子の加算は第1・2子については22万4500円、第3子以降については7万4800円です。

また、子とは「18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子」または「20歳未満で障害等級1級または2級の障害者」を指します。障害厚生(共済)年金は、働いていたときの給料などにより決まると覚えておいてください。

障害年金を受給するための条件は?

障害年金を受給するためには、次の4つの条件を満たしていなければいけません。

1)初診日に国民年金、厚生年金、共済年金のどれかに加入している:自営業・主婦であれば国民年金、会社員であれば厚生年金、公務員であれは共済年金が基本となります。

2)初診日までに一定以上の保険料を払っている:初診日前日の時点で3分の2以上の期間、公的年金を納めていなければいけません。

3)障害の程度が一定以上である:国が定めた基準以上の重い障害が残っているかで判断します。

4)初診日当時20歳以上65歳未満である:対象となる傷病で初めて医療機関にかかった日=初診日がいつがポイントです。

条件を満たさなくてもあきらめないで!

ここまで読んで、「自分は20歳になる前に病気やケガで働けなくなった」、「実は年金を納めていない」と落胆している方はいませんか? 次の救済措置が認められているので、併せて押さえておきましょう。

・初診日の前々月から遡って1年間に未納がない場合は請求できる。
・20歳未満であって、先天性の障害がある。
・20歳前に障害を発症した。

一番大事なのは、あきらめないで動いてみること。

「自分の状態なら障害年金を受給できる?」と思ったら、医師に確認してみましょう。社会保険労務士、病院のソーシャルワーカーなどに相談するのも一つの手段です。(執筆者:菊池 美亜)

最終更新:8月1日(月)5時30分

マネーの達人