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最後の草刈十字軍入山式/富山

チューリップテレビ 8月1日(月)20時50分配信

 除草剤に頼らず、森林の下草を人の手で刈り取る活動、「草刈り十字軍」の43回目の夏が始まりました。

 森林ボランティアの先駈けで、多くの若者が参加してきた富山の真夏の恒例行事は、今年の活動が、一区切りとなります。1日から10日間にわたって、県内の森林で行われる草刈りを前に、今年も全国から参加者が富山市に集まってきました。

 「草刈り十字軍」は1974年に除草剤の空中散布への反対運動をきっかけに始まり、ボランティアで、森林の下草を刈る活動です。

 43回続いてきましたが参加者の減少と高齢化、森林事情の変化から一定の役割を終えたとして、今年が最後となります。

 炎天下で黙々と続ける草刈り作業は、便利な社会では得られない達成感を与えて、自己啓発、自分探し、そして、出会いの場になってきたました。
 今までに、のべ3万3172人が参加、1864ヘクタールの森林の草刈りを行ってきました。
 そして、今年は、49人、21歳の大学生から、80歳までが参加します。なかには、まだ、11か月の長女を連れた参加者も。

 運動本部の足立原(あだちはら)代表は、最後ではなく、一つの課程を終える「修了」だと話します。
 参加者は、黒部から小矢部まで県内4か所にわかれて、2日から本格的に作業を開始、草刈り十字軍として最後の熱い夏が始まります。

チューリップテレビ

最終更新:8月1日(月)20時50分

チューリップテレビ