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高校野球地方大会決勝を振り返る 福岡大会「九州国際大付vs福岡工大城東」

Full-Count 8月1日(月)13時7分配信

福岡大会決勝は1点を争う好ゲームに

 福岡134チームの頂点を決める福岡県大会決勝戦が7月30日に北九州市民球場で行われた。ここまで準々決勝の自由ケ丘戦以外すべて4点差以上を付け、圧倒的な強さを見せた昨年覇者の九州国際大付。一方、準決勝で勢いのある福岡第一をサヨナラで破り、10年ぶりの甲子園出場を目指す福岡工大城東。九州国際大付の先発は藤本海斗、福岡工大城東は青山凌太朗が登板し、両投手140キロを超すボールが持ち味のエース同士の対戦となった。

 九州国際大付は初回、2番山脇、3番石橋大智が連続四死球で出塁しチャンスを作るが、4番渡邊勝太、5番安永元也が三振に打ち取られ、チャンスを逃す。

 それでも2回、7番藤本がレフトオーバーのツーベースヒットを放ち再びチャンスを作り、8番永岡大昇が右中間へのタイムリースリーベースヒットを打ち先制点を挙げる。さらに9番鳥井が犠牲フライを放ちこの回2点を先制する。

 さらに4回先頭の6番尾仲力斗がレフト前に弾き返すと、2死二塁から9番鳥井がセンター前にヒットを放ち1点追加。続く1番中山がライトへのツーベースヒットを放ち4点目を挙げ福岡工大城東を突き放す。

 点差を詰めたい福岡工大城東は5回、先頭の7番山口の二塁打でこの試合初めて先頭打者が出塁。その後チャンスを広げ、1死三塁から9番西田がセンターへ犠牲フライを放ち、ついに1点を返した。

驚異の粘りを見せた福岡工大城東

 続く6回にも、福岡工大城東は4番渡邊が四球で出塁すると、5番船越慎也、6番吉村の連続ヒットで1死満塁のチャンスをつくり、7番山口がセンターへの犠牲フライを放ち1点を追加。その裏、九州国際大付打線をこの試合初めて三者凡退に抑え、試合の流れが徐々に福岡工大城東に傾き始めた。

 ここまで坂元に抑えられてきた九州国際大付はその裏、この試合あたっている9番鳥井が出塁するなど、1死一、三塁の絶好のチャンスを作るが、3番石橋がショートゴロゲッツーに倒れ、坂元の気迫の籠った投球の前に得点を奪うことができない。

 ピンチを切り抜けた福岡工大城東は8回、先頭の村上がヒットで出塁すると6番吉村が四球で出塁、7番山口がセンター前にヒットを放ち一死満塁のチャンスを作る。そしてここまで好投を続ける8番坂元がライト前に弾き返し1点差に詰め寄る。なおも満塁のチャンスだったが9番西田の打球はサード正面のライナーになり、ランナーが帰塁出来ずこの回も1点で終わってしまう。

 それでも最終回の福岡工大城東は2死から3番安藤がセンター前ヒット、4番村上も続き一、二塁のチャンスを作り驚異の粘りを見せたが、続く5番船越の強烈な打球はショート尾仲の好守備に阻まれゲームセット。甲子園への切符は3年連続で九州国際大付が手にした。

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最終更新:8月1日(月)13時7分

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