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生き物遊んで学ぼう 学生ら考案の教材を利用

カナロコ by 神奈川新聞 8月1日(月)17時11分配信

 遊びながら動物の生態について学ぶ体験型イベントが31日、小田原市入生田の県立生命の星・地球博物館で開かれた。美大の卒業生や工業大学の学生が考案した作品を“教材”として使用。夏休みを利用して同博物館を訪れた多くの子どもたちが、動物の生息地や体の仕組みなどについて楽しく学んだ。

 教材として使用されたのは3作品。羊毛フェルト作家の加瀬頼子さん(43)は「バードコロッチング」を製作。千葉県内の自宅周辺で観察できる野鳥を、小さいフェルトのボールで表現。ビンゴの抽選機で無作為に選び、自宅周辺を再現したジオラマからその生息地を探し出し、置いてもらう作品だ。

 会社員の梓比呂さん(25)はマグロ、ホタテ、イカの「魚介パズル」を考案した。下段が内蔵、上段が外観の二重構造になっていて、ピースに書かれた部位名をヒントに完成を目指す。湘南工科大学4年の藤原優さん(22)は、アオウミガメなど絶滅危惧種の動植物の輪郭が描かれたトートバッグを製作。クレヨンで自由に色づけしてもらいながら、絶滅の恐れのある動植物がいることを知ってもらうのが狙いだ。

 子どもたちは興味のある作品に駆け寄り、野鳥を表現したボールやピースを片手に悩んだり、実際とは異なるカラフルな動物に仕上げたりしていた。大和市に住む山本隆瑛君(6)は「思った以上に、ホタテのパズルが難しかった」と話した。

最終更新:8月1日(月)17時11分

カナロコ by 神奈川新聞

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