ここから本文です

TOPIX小反落、米GDPと円高で下落銘柄多い-日経平均は続伸

Bloomberg 8月1日(月)8時0分配信

1日の東京株式相場は、TOPIXが小幅反落。米国国内総生産(GDP)の低調と海外市場で進んだ為替の円高が懸念され、東証1部銘柄は下落が多かった。電機や機械など輸出株、証券や空運株中心に安い。半面、マイナス金利政策の据え置きを材料に銀行株の上げは続いた。

TOPIXの終値は前週末比0.91ポイント(0.1%)安の1321.83。日経平均株価は66円50銭(0.4%)高の1万6635円77銭と続伸した。

ちばぎんアセットマネジメント調査部の奥村義弘部長は、「日本株は下げない相場になってきた」と指摘。米GDPが予想より弱く、利上げ観測の後退が米国株の安心材料となるほか、日本銀行が前週末の金融政策決定会合でETFの買い入れ額を年間3.3兆円から6兆円に増額し、これらを市場関係者の多くが歓迎していると話していた。

米商務省が7月29日に発表した4-6月期の実質GDP速報値は年率で前期比1.2%増とエコノミスト予想の中央値2.5%増を下回った。これを受け米国の早期利上げ観測が後退、前週末の海外為替市場ではドルが下落し、一時1ドル=101円97銭までドル安・円高に振れた。

週明けの日本株は米統計や為替動向が嫌気され、幅広い業種に売りが先行。日経平均は朝方に一時250円安まで下げた。その後は持ち直し上昇転換、TOPIXも一時プラス場面があるなど、午前に比べると下げは小幅にとどまった。カブドットコム証券の河合達憲投資ストラテジストは、「日銀会合後の乱高下を受け、まずは売りから入った向きが多かった」としながらも、「1万6300円に近づくと、ここからさらに下の1万6000円割れを狙うほどネガティブな話もないとみられ、買い戻しが入った」と言う。

きょうのドル・円は一時1ドル=102円60銭台と円高の勢いが鈍ったほか、国内の政策対応も株価が底堅さを見せた一因。2日に政府が決定予定の経済対策について、ちばぎんアセットの奥村氏は「もう少し構造改革に踏み込んだ内容となれば、ポジティブサプライズとなり得る。政策期待は温存されている」とみている。

1/2ページ

最終更新:8月1日(月)15時35分

Bloomberg

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

地球外生命を宿しているかもしれない1つの惑星と3つの衛星
地球外にも生命はいるのでしょうか?NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星科学部門の部門長であるジェームズ・グリーンと一緒に、地球外生命を宿していそうな場所を太陽系内の中で探してみましょう。 [new]