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紀南図書館の来館者増加

紀伊民報 8月1日(月)16時40分配信

 和歌山県田辺市新庄町の県立紀南図書館(ビッグ・ユー内)の2015年度の来館者数は10万8128人で8年ぶりに前年度を上回った。1人当たりの貸出冊数も増加した。

 紀南図書館の来館者数は07年度の18万1839人をピークに減少が続いていた。特に12年2月に田辺市立図書館が移転、新築後は急減。12年度は前年度比22・1%減の11万9682人。14年度は10万4872人まで減少した。

 15年度の貸出人数は2万6233人で、1286人減少したが、貸出冊数は11万1627冊で1536冊増加。1人当たり貸出冊数は4・3冊で0・3冊増えた。

 中村憲司館長は「15年度はビッグ・ユーの開館10周年やさまざまな展示もあり、来館者数増加につながったのではないか。来館者数も大事だが、人口減少が進む中、1人当たりの貸出冊数をいかに増やすかが課題。本に興味を持つきっかけを提供したい。専門書が充実した県立の特性も生かしたい」と話している。

最終更新:8月1日(月)16時40分

紀伊民報