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災害時協力井戸48カ所に

紀伊民報 8月1日(月)16時40分配信

 和歌山県みなべ町で、地震など災害時に地域で生活用水として提供することができる「災害時協力井戸」が、制度を設けた2014年度以降で計48カ所になった。このうち、特に西岩代地区が多く31カ所ある。町は、いざという時の備えとして、同制度への登録協力を呼び掛けている。水質検査にかかる費用の一部補助もある。

 登録井戸は、災害で水道が断水している間、近所の人などに開放してもらい、生活用水確保に役立てる。

 登録できる井戸の要件は、町内にあり、災害時、井戸水を町民などに供給することに所有者が承諾し、地域の自主防災会が災害時協力井戸として使用が可能と判断できるもの。町広報やホームページで井戸の所在地を公表してよいことも要件。

 登録が決まった井戸の水質検査をした場合は、補助金の交付申請をすれば、予算の範囲内で検査費用の一部を補助する。補助額は検査にかかった費用の4分の3。補助限度額は9千円。補助はおおむね年1回。

 登録する場合は、井戸の所有者が登録申請書を町総務課に提出する。位置図や井戸の写真、地域自主防災会の意見書も添付する。町は登録申請書を受けて、審査した上で登録を決定。登録した井戸をホームページや広報などで公表する。

 現在、登録されているのは西岩代31カ所、東岩代8カ所、東神野川4カ所、芝3カ所、北道1カ所、島之瀬1カ所となっている。

最終更新:8月1日(月)16時40分

紀伊民報