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デカ曳山と見附島競演 珠洲・まつり巡行コース変更で

北國新聞社 8月1日(月)3時5分配信

 珠洲デカ曳山(やま)保存会の「珠洲デカ曳山まつり」が31日、観光誘客のためメーン会場を見付海岸周辺に移して行われ、高さ18・5メートル、重さ約20トンの曳山が景勝地の見附島を背景に進んだ。開催日も10月から7月に前倒ししたことで、夏休み中の大勢の子どもたちが曳(ひ)き手に加わり、総勢約200人が力を合わせた。にぎわいが増した浜では、タレントのボビー・オロゴンさんが監督を務める映画の撮影も行われた。

 曳山の中央部には、NHK大河ドラマ「真田丸」を題材に、真田幸村や石田三成、大谷吉継など6体の人形や城が飾り付けられた。保存会員や住民、観光客が、砂浜や波に時折足を取られながらも、息を合わせて曳いた。見附島から、デカ曳山展示場がある同市宝立町鵜島まで約1・5キロを巡行した。

 デカ曳山の巡行は、1958(昭和33)年に途絶えたが、2008年に保存会が復活させた。これまでは毎年10月に鵜島で開催していたが、地域の秋の催事と日程が重なりやすいため、夏休み中に変更し、子どもや観光客の曳き手を集めた。

 映画「JAPAN LOVE」の撮影も順調に進んだ。監督で自身も出演するオロゴンさんが、曳山に乗って「引っ張れー」と叫ぶシーンなどをカメラに収めた。公開は来年2月ごろとなる。

 まつりに合わせて、見附島周辺では、バナナボートやシーカヤックの体験、ウエイクボードの実演などが行われた。

北國新聞社

最終更新:8月1日(月)3時5分

北國新聞社