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天才たけしの元気がでるアート 金沢21美、にぎわう

北國新聞社 8月1日(月)3時5分配信

 金沢21世紀美術館で開催中の「アートたけし展」(北國新聞社、同実行委主催)は31日、初の日曜日を迎え、大勢の家族連れやカップルらが、一流のコメディアンや映画監督として活躍するビートたけしさんの美術作品119点を鑑賞した。7枚の絵をつなぎ合わせた作品など異色の作品が来場者の感性を刺激した。

 7枚の絵からなる作品は円形に配置され、ほぼ360度にわたる大作となった。来場者は作品の中心部分に立ち、ブランコや釣りを楽しむ男女らを明るく描いた作品を眺めた。東京都中野区から訪れた林美佐子さん(70)は「いろいろな人物のさまざまな日常が記されていた。人物の表情も描き込まれていて楽しめる」と話した。

 ウクレレやゴーグル、ガーゼなどの実物をキャンパスに貼り付けた作品も来場者の関心を引き付けた。

 ネコが運転するタクシーを表現した作品では、来場者が乗って写真を撮影できる試みが人気を集めた。小松市本江町、会社員道願(どうがん)康平さん(34)は「美術展は撮影不可が多い。今回の写真は思い出に残る」と喜んだ。

 たけしさんの色彩感覚に注目する来場者も目立った。金沢市西大桑町、金大附属小1年奥きらりさんは鶴が優雅に飛ぶ場面の版画に見入り、「ピンク色が交じった赤色の空がとてもきれい」と笑顔を浮かべた。

 28日まで。入場料は大人千円、中高生800円、小学生600円。

北國新聞社

最終更新:8月1日(月)3時5分

北國新聞社