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東洋大職員チーム初優勝 津幡で全国選抜社会人相撲

北國新聞社 8/1(月) 3:05配信

 第47回全国選抜社会人相撲選手権(日本相撲連盟、津幡町、北國新聞社主催)は31日、石川県の津幡町常設相撲場で行われ、24チームが争った団体戦は東洋大職員(東京)が初出場初優勝を飾った。

 団体戦決勝は、東洋大職員と金市工高OBの浅田晃秀が監督を務める強豪和歌山県庁が対戦した。東洋大職員は、ともに金市工高OBの先鋒荒木関賢悟と、大将中出雄真(加賀市出身)が勝ち、2―1で優勝を決めた。

 個人戦は、長崎県教職員の野口清之が初優勝を果たし、東洋大職員の芳賀翔真が2位だった。

 地元の全石川は団体予選・同点決勝で全山口に敗れ、決勝トーナメントに進めなかった。個人も決勝トーナメント前に敗退した。

 大会はテレビ金沢、北陸放送、エフエム石川が後援した。

 団体戦決勝で、相撲王国石川で技と力を磨いた東洋大職員の先鋒荒木関と大将中出が「ふるさと石川」で実力を発揮した。

 「最初の当たりで流れができた」。荒木関が会心の取組で和歌山県庁の冨田有輝を押し出した後、続く中堅の芳賀が冨田元輝に寄り切られ、1―1と並んだ。

 学生時代から「名選手」と憧れた関沢英行と組んだ中出は、右の下手を封じられて苦戦した。しかし、関沢の足が土俵外に出た直後、投げられた中出に軍配が上がった。

 金市工高OBの荒木関、中出に限らず、芳賀にとっても石川は「学生時代の合宿や高校相撲金沢大会で通った思い出の土地」という。3人は決勝戦直後、観客席で見守った恩師、田淵順一さん(富来出身、東洋大相撲部総監督・同大常務理事)と、金市工高相撲部総監督の浜野文雄さん(同大相撲部監督)のもとに駆け寄った。

 「練習量は社会人では日本一だ。まずまずの結果だろう」。そう話した田淵さんを、深々と頭を下げて見送った中出は「来年は団体、個人ともに成績を残したい」と先を見据えた。

北國新聞社

最終更新:8/1(月) 3:05

北國新聞社