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ダラス連銀総裁:9月FOMCで利上げ議論の公算、非常に大きい

Bloomberg 8月1日(月)18時39分配信

米ダラス連銀のカプラン総裁は1日、来月開催される次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で依然として利上げについて話し合う可能性があると述べた。米国の4-6月(第2四半期)国内総生産(GDP)速報値は前期比年率1.2%増と低迷した。

2017年にFOMCの投票権を持つ同総裁は北京でのブルームバーグテレビジョンのインタビューで、次回FOMCまでにはGDP統計が改定され、2回の雇用統計発表があると指摘。ダラス連銀は今年の米成長率を引き続き2%を若干下回る程度と見込んでいると総裁は話した。

カプラン総裁は利上げをめぐり「9月に議論される可能性は非常に大きいが、どのように事態が展開するか見極める必要があり、結論を急ぐのは時期尚早」だと語った。「16年の消費は堅調と引き続き考えているが、現在がどんなトレンドなのかを確かめるために今後の統計発表を注意深く見守ることになる」と説明した。

英国の欧州連合(EU)離脱選択に対する市場の反応はすでに織り込まれており、今後数年、他のEU加盟国に影響するかどうか様子を見ていくことになるとも言及。「さらなる成長が必要な今の時期に世界の成長にとってプラスでないことは確かだ」としながらも、「米GDP伸び率に対する悪影響は軽微でわずか、というのがわれわれ独自の作業仮説だ」と述べた。

カプラン総裁はさらに「米国の金融政策当局者であるためにはグローバルに物事を考える必要があると確信している」と述べ、「例えば私が中国を訪問している理由でもあるが、今は何かが起こると足元の経済だけではなく金融市場にも非常に速く影響を及ぼすことになる」と続けた。

同総裁は今年1、2月の中国の市場混乱とそれが世界の金融環境の引き締めにつながった点を指摘し、米金融政策当局として世界の金融・経済の連鎖に留意する必要があると述べた。

総裁は「政策の相違や世界情勢を把握していなければならない。よりグローバル化が進んだ世界では今まで以上の速さで米国に影響が及ぶからだ」と。

原題:Fed’s Kaplan Says September ‘On the Table’ If Data Support (1)(抜粋)

最終3段落を追加します.

Tom Mackenzie, Jeff Kearns

最終更新:8月1日(月)23時10分

Bloomberg