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[MOM1835]流通経済大柏MF宮本優太(2年)_賞賛の声続々……“縁の下から飛び出した”守備的ボランチが主役級の働き

ゲキサカ 8月1日(月)7時49分配信

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.31 全国高校総体準々決勝 履正社高 0-1 流通経済大柏高 広島広域公園補助競技場]

 今大会、流通経済大柏高の指揮を執る榎本雅大監督代行は「宮本優太が凄い頑張っていた」とその名を挙げてプレーを賞賛し、取材中に通りかかった斉藤礼音コーチも「コイツがMVPですよ」と絶賛していた。この日、流経大柏は左SB市川侑麻やCB関大和ら奮闘光った選手が多数いたが、特に2年生のリーダーでもあるMF宮本優太(2年)が獅子奮迅の活躍ぶり。中盤でセカンドボールを回収し続け、またゴール前をカバーしたかと思えば、最前線まで駆け上がって攻撃に絡んだ。試合終了間際には相手の決定的なシーンを防ぐなど、普段は目立つことの少ない守備的ボランチが主役級の動きで勝利に貢献した。

「しっかり自分の長所を活かしていけと言われていた。一番の長所は運動量なんで。最後まで体張ってチャンスあったら(相手)ゴール前まで行っていた。きょうは今年の中でも一番良かった。自分自身は目立とうと思っていないですけど、コツコツやれと言われていた。それが見ている人から『大きな仕事』と言われたら嬉しい」。周囲の声を聞いたMFは謙虚な口調で控えめに微笑んだ。

 昨夏の2回戦で敗れている履正社高は技術高い選手が並び、アタッカー陣の突破力も十分。試合前から難しい試合になることは分かっていた。その中で宮本はセカンドボールを拾うこと、また相手のパスやドリブルコースを消して常にカバーリングすることの意識を持ちながらプレー。受けていた指示を全うしたMFは「しっかりやるべきことをやって、良い評価になったので良かったです」と喜んだ。

 非常に献身的な動きと、1タッチパスなど技術面でも評価を高めているボランチ。だが、総体予選後はケガもあって試合から離れていた。全国総体へ向けた強化合宿でも調子は上がらず。それでもコーチ陣や先輩たちから「『オマエなら行ける』と声かけてくれていた。『オマエならやれる』と言われていたのでここまでこれた」と自信を持たせ、プレーを上向きにしてくれたチームに感謝する。その思いをピッチで表現。普段は縁の下でチームを支えるが、この日は“縁の下から飛び出して”チームの先頭に立って戦い、勝たせる存在となっていた。

 昨年、関東・静岡のU-16大会である「Rookie League」で無敗V(8勝1分)を勝ち取った世代の中心選手。来年への期待値も高いが、本人は今年結果を出すことにまずこだわっている。「優勝したいです。2年生のうちから決勝っていう緊張感だったり相手を経験していくことで来年に繋がると思うので、あした(青森)山田を倒して決勝も勝って優勝したいです」。準々決勝で主役級の働きを見せた2年生MFは「ここまで来たら無失点で抑えてゴール前で体張って、チャンスがあったら1点取ってチームを勝たせられるプレーがしたい」。大胆なボールさばきをする訳ではない。ひたすらセカンドボールを拾ったり、泥臭く体を張ってボール奪取を続けたり、陰の役割を地道に果たしてきた2年生MFが今大会を飛躍のきっかけにする。
 

最終更新:8月1日(月)7時52分

ゲキサカ

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TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。