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ANA、プロペラ機も搭乗橋使用 新千歳・松山に屋根付きハシゴ

Aviation Wire 8月2日(火)10時8分配信

 全日本空輸(ANA/NH)は、ボンバルディアDHC-8-Q400型機(1クラス74席)の就航空港で、ボーディングブリッジ(搭乗橋、PBB)を利用できるようにする「アダプター」と呼ぶ屋根付きハシゴを、8月1日から新千歳と松山の2空港に導入した。ほかの就航空港へも順次展開していく。

 Q400はANAが地方路線に投入しているターボプロップ(プロペラ)機で、他機種と比べてドアの位置が低く、PBBをドアに装着できない。このため、乗客は飛行機とターミナルビル間をバスか徒歩で移動する必要があり、雨の日に濡れずに乗り降りしたいという要望が乗客から寄せられていたという。

 ANAは、ハシゴなどを手掛けるナカオと共同で、機体とPBBを接続する「アダプター」と呼ぶ屋根付きハシゴを開発。1日から新千歳と松山で運用を始め、今冬には青森空港でもPBBを利用できるようにする。その後も、Q400の就航空港にアダプターを導入していく。ANAによると、アダプターは5月から松山、7月から新千歳で試験運用を重ねてきたという。

 ANAなどを傘下に持つANAホールディングス(9202)は、Q400を日本航空機製造YS-11型機の後継機として、2003年から導入。現在21機保有しており、運航はグループで地方路線を担う傘下のANAウイングス(AKX/EH)が担当している。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:8月2日(火)13時31分

Aviation Wire