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ゆったりのんびり暮らす、奈良・奥大和地域の移住支援制度

ZUU online 8月2日(火)6時10分配信

奈良県は太古から多くの都が置かれ、さまざまな文化が花開いてきました。そんな日本文化が深く根付いた奈良での生活はどのようなものなのでしょうか。

■奥大和地域の支援制度

奈良県の奥大和地域は、山岳地帯の県南部と高原が広がる東部からなっています。人口が集中する奈良盆地に比べ、広い面積に集落が点在している奥大和地域には、街では体験できない自然と密着した暮らしが待っています。

奈良県と奥大和地域の19の市町村は、移住を考えている方をサポートするために、住まいや仕事、子育て、医療など、さまざまな支援制度を準備しています。いくつかピックアップして紹介します。

・ ススキの名所 ~曽爾村(そにむら)~
「住まい」に関する支援制度が特に充実しています。19市町村の中で唯一「お試し居住」の制度があり、週末に滞在しながら農業や田舎暮らしを体験することができます。その他にも、村内に約100軒の空き家があり、有効活用しようと移住者への空き家情報バンク制度を設けています。空き家の回収補助金制度(限度額100万円)や空き家の家財道具整理補助金(限度額15万円)などもあります。

・ 住宅開発されている町 ~大淀町~
通勤、通学に便利な町でありながら農業が盛んな地域で、19市町村の中で唯一「就農支援」の制度があります。就農支援特区であり、農業を始めたいと思っている人を応援すべく農地の権利取得する際の下限面積要件を緩和しています。増えている遊休農地を解消し、担い手を育成することで地域の活性化を図ることを目指しています。

・ 自然豊か! 70%が山林 ~宇陀市~
子育て支援が充実しています。出産支援には、出産祝い品贈呈事業やファーストバースデー祝い品事業など、子育て支援には教育相談、就学援助、一時保育、学童保育、ファミリーサポートセンターなどがあります。緑に囲まれた地域で子育てをすることができます。

・ 吉野川源流の村 ~川上村~
起業支援制度があり、新しい事業展開や商品開発をする際の設備投資に対して、一定の条件を満たせば300万円を限度として補助金が交付されます。また、子どもの習い事への助成金や高校への通学費を支援する制度など独自の乳幼児に対する助成金や子育て支援、こども医療費も整備されています。

・ 最後のニホンオオカミの村 ~東吉野村~
住宅支援として、太陽光発電システム設置費補助(上限28万円)、薪ストーブ設置費補助(上限15万円)などがあります。子育て支援としては、就学前対象の子育てサロン、小中学生対象の給食費半額助成や修学旅行半額助成、高校生大学生対象の生徒通学費助成といった、幅広い支援をしています。

■奥大和の市町村発行の地域住民向け冊子

奈良県や奥大和の19市町村で構成する「奥大和移住・定住連携協議会」が発行している、「ローカル・ライフ・ジャーナル・イン・ナラ・オクヤマト」という地域住民向け冊子があります。創刊号は奥大和地域の広報紙「市町村民だより」2016年2月号に挟まれ、約7万部配布されました。第2号は4月号に挟まれ、以降は年2回のペースで発行予定となっています。

この冊子では奥大和地域に住んでいる人向けに、移住してきた人たちの紹介や彼らの活動内容・取り組みなどを紹介しています。創刊号では、築70年の古民家を改修して作った、東吉野村のシェアオフィスの取り組みが紹介されました。

この冊子は地元の人々に奥大和地域の魅力を発信し、関心を持ってもらうことはもちろん、移住してきた人との交流も深めようとしています。

■奈良・奥大和地域での生活

奈良といえば真っ先に大仏や鹿、歴史的建造物といった観光地としての魅力が思い浮かびます。確かにそれは奈良の大きなセールスポイントなのですが、その他にも地理的要件によっておいしい野菜が育つ、自然が多いなど、実際に生活するという点でも魅力のある地域です。

場所によっては大阪や京都へ30分~1時間程度で通勤できますので、移住後に仕事を変えずにすむ場合もあります。都会と田舎のバランスが丁度よく、ちょっと車を走らせれば大自然に触れることもできますので、子育て環境としても最適ではないでしょうか。

歴史の魅力がたくさんある奈良の雰囲気が好きな人は、実際の生活環境や移住のための支援制度について知ることから始めてみてはいかがでしょうか。(提供:nezas)

最終更新:8月2日(火)6時10分

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