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小池百合子・新東京都知事が会見、「都政改革本部」を設置へ

THE PAGE 8/2(火) 19:27配信

 都政を「都民ファースト」に改革する ── 。舛添要一前東京都知事の辞職を受けて行われた東京都知事選で初当選を果たした小池百合子新東京都知事(64)は2日午後、都庁で開かれた就任記者会見を開き、都の組織や予算などのあり方の点検と改善のため「都政改革本部」を設置する方針を示した。

【全文】小池百合子・新東京都知事が就任会見

事業や組織の廃止など抜本的に改善

 都政改革本部の構成は、小池都知事を本部長として、都の職員や既得権益にとらわれない外部委員で構成する。小池都知事は、「過去の慣例にとらわれず、効率、効果、透明性の観点を重視して取り組む。改善策がでたら、日常業務にとどまらず、事業や組織の廃止などの抜本的な改善に導きたい。逆に、必要ならば追加投資や組織再編も行うなど、より都民のニーズに即した都政としていくための機関だ」と説明した。

 都政改革本部のもと、特定課題について「情報公開調査チーム」と「オリンピック・パラリンピック調査チーム」という2つの調査チームも設置する。「都政改革でもっとも重要なのは、徹底した情報公開だ」と強調。情報公開が他の道府県よりも遅れているとの現状認識を示すとともに、「情報公開調査チームでは、情報公開のあるべき姿を論じ、本日から知事主導であらゆる情報を見える化したい」と話した。

 オリパラ調査チームは、関係予算などの妥当性を検証するほか、東京都と関連省庁の責任分担の明確化も行う考え。次回の都議会定例会が開催される前の9月には、中間報告をまとめる。

できない理由よりできる方法を考えよ

 この日、小池都知事の話で再三登場したのは、選挙期間中もよく口にしていた「都民ファースト」という言葉。「都政における私の理念は、あくまでも『都民ファースト』、都民が第一ということ。都民の皆さんが一番何を問題にし、必要としているのか、私の元にも声が届くようにしたい。そのための双方向の情報インフラのシステムを早急に用意したい」として、都民の声が届く都政を目指す姿勢を示した。また、都庁職員への初訓示では、「できない理由よりできる方法を考えよ」、「どんどん提案してもらいたい」などをお願いしたという。

 質疑応答では、テレビ朝日の番組「TVタックル」の出演者で女性学研究家の田嶋陽子氏が、「今日見た都庁職員の95%が男性だった。この風景を変えるために何をしたいか」として、男女比の不均衡さの是正策を問いただしたのに対し、小池都知事は、都庁職員の男女比を正確に把握していないとしながらも、「新聞のデータでは(女性が)30%を超えており、他の中央省庁よりも高いと意を強くしているが、より多くの女性にもっと活躍して欲しいと思う」と答えた。

(取材・文:具志堅浩二)

最終更新:8/2(火) 19:27

THE PAGE

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北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。