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おきなわ食べる通信 食材付き情報誌創刊へ 消費者と生産者つなぐ

琉球新報 8月2日(火)10時35分配信

 こだわりのものづくりに取り組む生産者の情報と、その食材が2カ月ごとに一緒に届く情報誌「おきなわ食べる通信」が今月末、創刊される。情報発信に加え、キビ刈りなどの産地ツアーを通して、都市の消費者と生産者をつなぐ。同誌沖縄編集室の長嶺哲成編集長は「命の薬(ヌチグスイ)を作る生産者の思いを届けたい」と意気込んだ。

 「食べる通信」は東北を起点に生産者を応援する運動として、全国34カ所で展開されている。東京で沖縄物産展を企画するマーケティングフォースジャパン(東京)が出資して沖縄と東京に編集室を置き、沖縄では取材や生産者の発掘、東京では都市の消費者の開拓、プロモーション活動などを行う。

 8月の創刊号は、有機栽培の畑で育てたサトウキビだけを原料に、添加物を一切使用せずに「純黒糖」を作る前田英章さん(糸満市)を紹介。第2号以降は「久米島赤鶏」の山城昌泉(しょうせん)さん(久米島)、「今帰仁アグー」を生産する高田勝さん(今帰仁村)らのものづくりに懸ける思いを発信する。

 7月31日に那覇市内のホテルであった創刊記念パーティーには、生産者と消費者ら約80人が参加。特集される生産者6人の食材などを使った料理18品が提供された。前田さんは「農業生産者の視点に立ち、消費者に情報を届けるという趣旨に共感した。おきなわ食べる通信は、新たなコミュニケーションツールになると思う」と期待した。

 問い合わせはマーケティングフォースジャパン内「おきなわ食べる通信」(電話)03(3664)3601。

琉球新報社

最終更新:8月2日(火)10時35分

琉球新報