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【台湾】ジャイアント董事長、「自転車産業は伸び悩む」

NNA 8月2日(火)8時30分配信

 「捷安特(ジャイアント)」ブランドで知られる台湾自転車大手、巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)の劉金標董事長はこのほど、世界の自転車産業は当面、中国での需要縮小を受け、市場の伸び悩みが続くとの見通しを示した。ただ長期的には依然、伸びしろは大きいとみており、自社については「事前に厳しく在庫を管理していたことで、中国での需要縮小による打撃は小さい」と述べた。
 1日付経済日報が伝えた。世界の自転車産業は近年、主要市場で軒並み販売が低迷している。劉董事長は「現在はちょうど産業の調整期に当たり、今後しばらく続くだろう。今年の市場規模は前年比横ばいを維持できれば十分といえる」と指摘。ただその上で「事業計画をきちんと調整しさえすれば、強豪は将来的に必ず、ますます強くなれるだろう」と述べた。
 ジャイアントは現在、中部科学工業園区(中科)で営業本部と研究開発(R&D)センターの新設計画を進めている。当初予定より進ちょくが遅れているもようだが、劉董事長は「計画は既にまとまっており、中科側から土地を提供してもらい次第、進められる」と説明。敷地内にはこれら施設のほか、自転車産業と同社創業44年間の歴史や実績などを紹介する「文化館」の建設も予定している。
 劉董事長はまた、自身の進退についても言及。「企業体質が良好なうちに引き渡せば、世代交代はより円滑に進む」などと述べ、年内に董事長職を引き継ぐ意向を示した。

最終更新:8月2日(火)8時30分

NNA