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【英国】法人向け融資、来年は1.8%縮小か=EY

NNA 8月2日(火)9時0分配信

 大手会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(EY)が出資するシンクタンクのアイテムクラブ(ITEM Club)は1日、金融サービスに関する最新報告書を公表し、法人向け融資は来年に1.8%縮小するとの見通しを示した。英国が欧州連合(EU)離脱を決めたことで不透明感が高まり、企業が借り入れに慎重になっているため。
 報告書によると、2018年に法人向け融資はさらに1%縮小し、回復するのは2019年にずれ込むという。このため法人向けの純貸出額は3,760億ポンドと、2005年以降で最低水準に落ち込むと予想している。一方、住宅ローンは拡大を維持するものの、向こう3年間の伸び率は1%未満と、昨年の3分の1程度にとどまる。
 EYで英金融サービス担当のトップ、オマール・アリ氏は「銀行は貸し出しに意欲的なものの、企業や消費者はブレグジットが実際にどうなるか成り行きを見守ろうとする意識が強い」と指摘している。
 なお資産運用会社の運用資産額の伸び率は、2019年までの年平均がわずか1.5%と、昨年の7.7%から大きく低下すると予想。また損額保険の収入保険料も来年は0.8%の増加にとどまり、昨年の2.8%を下回るとみている。

最終更新:8月2日(火)9時0分

NNA