ここから本文です

川口高ボート部練習場再生 豪雨被災…金山の只見川に5年ぶり

福島民報 8月2日(火)9時42分配信

 平成23年7月の新潟・福島豪雨の水害で被災した福島県金山町の只見川にある川口高ボート部の練習場が5年ぶりに復活した。1日、現地で完成セレモニーが行われた。
 修復されたのは、川でボートを乗り降りする浮桟橋と、そこに下りるための階段。生徒たちが早速浮桟橋に立ち、ボートを浮かべて川に乗り出した。
 地元のボランティア団体「オールおくあいづ」が昨年7月に川口高の寮で生徒たちと交流した際に、ボート部員から練習場が壊れたままになっている状況を聞いたのがきっかけで修復の動きが始まった。県宮下土木事務所が協力し、浮桟橋に続くコンクリートの階段を整備した。浮桟橋の修復費用は柳津、三島、金山、昭和の4町村でつくる川口高の後援組織「桐径会」が捻出した。
 同校ボート部は豪雨災害以降、喜多方市高郷町の県営荻野漕艇(そうてい)場を休日に利用していた。練習場の復活で平日にも水上での練習が可能になる。
 この日初めて只見川でボートをこいだ星理隆(まさたか)主将(17)=2年=は「川から見た金山の町並みの美しさに感動した。地元で練習ができるようになってうれしい」と笑顔を見せた。

福島民報社

最終更新:8月2日(火)9時59分

福島民報