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バッテリーレス電子ペーパーラベルをホンダの寄居工場が採用…工程管理

レスポンス 8月2日(火)11時15分配信

トッパン・フォームズは、独自開発したバッテリーレス電子ペーパーラベルがホンダの埼玉製作所・寄居完成車工場(埼玉県寄居町)の車両組立ラインに採用されたと発表した。

[写真:寄居工場の完成車組立ライン]

自動車の組み立てラインを移動する金属製の台車にラベルを貼り付け、個体識別と工程管理をするために使われる。

ラベルは、バッテリーレスで表示の書き換え・保持が可能(HF帯)。台車に貼り付けたまま運用可能で、貼り替えの手間を削減し、貼り替えミスも防止する。繰り返し使用可能のラベルをはじめ、消耗品の削減で環境負荷を低減できる。

最大200mmの通信距離を確保、国際通信規格(ISO/IEC 15693)準拠の装置でデータの書き換えが可能。表示以外の情報をメモリーに格納できる。

ホンダは、2013年1月に小川エンジン工場でエンジン製造時の部品ピッキングのための指示表示にラベルを採用している。電池交換の必要がなく、導入後3年以上経 過後も問題なく稼働している実績から完成車工場への本格導入となった。

寄居工場は2013年に稼働した。年間25万台の生産能力を持つ。

トッパンフォームズでは、今回の組み立てラインへの採用を機に、他の工場・ラインへの採用に向けて注力する。このほか、物流、流通、通販業界など、物品管理が必要な企業への提案を進め、バッテリーレス電子ペーパーとして2018年度に5億円の販売を見込む。

《レスポンス レスポンス編集部》

最終更新:8月2日(火)11時15分

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