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DANCE EARTH PARTY のEXILE ÜSAが“神々が出した答え”にテンションMAX!?

M-ON!Press(エムオンプレス) 8月2日(火)22時43分配信

DANCE EARTH PARTY feat. banvox + DRUM TAO

コラボしたbanvoxとDRUM TAOのMVはこちら

一緒にパーティを組んで、いろんな世界の音楽の旅をしていこうというコンセプトのもと始動したDANCE EARTH PARTY。今回は、日本の踊りにスポットを当て、古き好き和の音と最新ダンスミュージックを融合した「NEO ZIPANG~UTAGE~」でオーディエンスの心を繋げる。プロジェクトの発起人である、EXILE ÜSAに話を聞いた。

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■神様も踊りが好きなんじゃん! って

──世界の踊り(祭り)と日本の祭りを体感してきたÜSAさんが気づいたことを教えてください。

EXILE ÜSA 僕ら日本人は、みんなで合わせて踊るのが好きですよね。盆踊りもそうだし。輪になって踊る意味を掘り下げると、すごく面白い話があるんです。

というのも、盆踊りは亡くなった先祖がお盆に帰ってくる時期に踊りますよね。もちろん良い霊もいれば悪い霊もいるわけですが、悪い霊だけ跳ね返しちゃうと、またいつ戻ってくるかわからない。だから、いったん輪に入って楽しんでもらって「また来年」って気持ちよく送り出す意味があるそうなんです。

おもてなしをして送り出すっていう、すごく良い考え方ですよね。ということは、祭りは楽しければ楽しいほど良いってことですよね。僕が新しくお祭りを作れるときがあったとしたら、輪になってとにかく楽しいお祭りにしたいと思いましたね。

──今作「NEO ZIPANG~UTAGE~」はどんな想いから制作に取りかかったのですか?

EXILE ÜSA 日本の踊りはいつから始まったのか調べていくうちに、古事記に書かれている天岩戸(あまのいわと)神話に惹かれたんです。その神話に書かれていたのは、太陽の神様がすねて岩戸に隠れてしまったときに、八百万の神々が集まって会議をしたという話。そこで神々が出した答えが「踊ろう」だったんですよ! もうテンションが上がっちゃって(笑)。神様も踊りが好きなんじゃん! って。

そのときの踊りの様子や雰囲気を現代版にして、古事記を今時期(こんじき)にしたいなって裏テーマを持って制作に入りました。この天岩戸神話がメッセージとして残そうとしたことは、きっと岩戸は人の心の状態なんですよね。それが閉ざされてしまうと、世の中が暗く見えてしまう。その岩戸を開かせるためには、音楽と踊りが最適だってメッセージと自分は解釈したんです。

そうして、僕も祭りを作ろうと思ったんです。400年前に始まった伝統的な祭りも、400年前に誰かが始めたことですよね。その瞬間を僕たちもやりたい、この時代にも必要な音楽と踊りと衣装とお祭りがあるはずだと思ったのが、この楽曲をスタートさせるきっかけでした。

■もちろん輪になってみんなで一緒に踊れる振りつけも考えましたね

──サウンドアプローチとしては、どんな青写真を描いて制作したのでしょうか?

EXILE ÜSA 古くからある日本の和楽器を取り入れたいという気持ちが最初にありました。それと同時に、最先端のダンスミュージックと融合させたいという構想もあったんです。

今回は和楽器をDRUM TAOさん、最先端のダンスミュージックを作れる最高の若手ということでbanvoxくんにお願いしました。

──和太鼓と打ち込みのバランスって、非常に難しかったのではないですか?

EXILE ÜSA 打ち込みの機械的な音と、温かみのある生音との融合は、いちばん難しかったところでした。太鼓と笛の力が強いので、出しすぎると歌や他の音が埋もれてしまったり。banvoxくんをかなり悩ませてしまいましたけど、曲が完成したときは最高のハイタッチができました。

──ダンスで表現したかったこととは?

EXILE ÜSA 今回、日本の旅がベースとなっていて、そこで気に入った動きを取り入れています。例えば阿波おどりの手と足の運び方だったり、サビではねぶた祭のハネトの動きが反映されていたり、ソーラン節の手が反映されていたり、どじょうすくいが入っていたり。

それをヒップホップと混ぜてアレンジして取り入れてました。もちろん輪になってみんなで一緒に踊れる振りつけも考えましたね。

■みんな違うんだけどみんな同じ

──では、「NEO ZIPANG~UTAGE~」の歌の世界観で表現したかったことは?

EXILE ÜSA 歌詞の世界観は、裏テーマにある天岩戸神話の現代版ですね。歌詞にどうしても入れたかったのが“オ・ド・ン・ナ・キャ、モッタイナイ…!”というフレーズです。

世界の人が知っている日本語として浸透している“モッタイナイ”は必ず入れたいと思っていました。

──今作の制作を通して、さらにDANCE EARTH PARTYメンバーの結束が強まったのではないでしょうか?

EXILE ÜSA 最近はTETSUYAと一緒にいることが多くて、本当に相棒みたいな感じになってますね。想いも共有できているし、具体的にどういう動きにするってときもイメージを形にしてくれるので、パフォーマーのパートナーとしても最高です。今後も旅を通じて新しい発見を共有していきたいですね。

Shizukaちゃんはとにかく歌が素敵で、透明感があるんです。だから、いろんな世界の色があっても馴染みやすいんだと思います。これからも僕らの気持ちを歌で代弁していってほしいです。

──ÜSAさんが今作を通して実感した、日本の心とは?

EXILE ÜSA 多様性ですかね。地域それぞれの誇りを持っていて、そこに音楽や踊りやお祭りがあって、みんな違うんだけどみんな同じっていうところに和の心を感じました。同時に、その和の心を世界に広げていきたいと思いました。

僕らができることは踊ることやエンターテインメントを作ることですけど、それで人々の心が開放されたり楽しい気持ちになったり、そういう瞬間に関わっていけたら幸せですね。

INTERVIEW & TEXT BY 馬渕信彦

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【リリース情報】
2016.08.03 ON SALE
SINGLE「NEO ZIPANG~UTAGE~」
rhythm zone

【ライブ情報】
DANCE EARTH FESTIVAL 2016
10/15(土)千葉・海浜幕張公園特設エリア

【プロフィール】
ダンス・アース・パーティ/EXILE ÜSAのライフワークプロジェクトとして「DANCE EARTH」が始動。そして、その想いを表現するひとつの形としてDANCE EARTH PARTYが結成。2015年からはEXILE ÜSA、EXILE TETSUYA、Dream Shizukaのメンバーで音楽の旅を続けている。

最終更新:8月2日(火)22時43分

M-ON!Press(エムオンプレス)