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Apple出資の中国滴滴出行、UberChinaを買収

ITmedia ニュース 8月2日(火)9時56分配信

 中国の配車サービス大手、Didi Chuxing(滴滴出行)は8月1日(現地時間)、米配車サービスUberの中国事業、UberChinaを買収することで合意に達したと発表した。株式交換による合併方式で、Uberが滴滴出行株の約5.89%を取得する。

トラヴィス・カラニックCEOを囲むUuberChinaチーム

 滴滴出行はUberのブランドや顧客データを含む中国本土の資産を買い取り、Uberのブランドを残して事業を展開する。

 滴滴出行は2012年から中国本土で配車サービスを展開している。UberChinaは2014年創業で、これまで市場でのシェア拡大に努めてきたが、単独での市場開発を断念した形だ。

 滴滴出行に対しては5月、米Appleが10億ドルを出資している。

 滴滴出行の柳青総裁は発表文で「1500万人以上のドライバーと3億人以上の登録ユーザーが滴滴出行に加わった。また、UberChinaチームの強力な才能と経験が加わることで、滴滴出行は中国でのよりよい地位を確立できる。われわれはまた、国際的な戦略も拡大していく」と語った。

 Uberのトラヴィス・カラニックCEOは自身のFacebookでUberChinaの従業員宛の書簡を公開した。「私は起業家として、成功するには情熱だけでなく理性にも耳を傾ける必要があることを学んだ。中国の都市でサービスを提供し続けるためには収益が必要だ。今回の合併は、UberChinaと滴滴のチームの巨大なミッションへの道を切り開く」と語った。

最終更新:8月2日(火)9時56分

ITmedia ニュース