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在韓米軍司令官 THAADレーダーの安全性を強調

聯合ニュース 8月2日(火)16時9分配信

【ソウル聯合ニュース】在韓米軍のブルックス司令官(韓米連合司令官兼務)は2日、ソウル市内のホテルで開かれた韓国国防研究院(KIDA)主催のフォーラムに出席し、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国への配備決定を高く評価するとともに、韓国国民をTHAADの高性能レーダーのリスクにさらすことはないと強調した。

 ブルックス司令官はフォーラムで「韓米同盟の現在と未来」をテーマに講演を行い、「THAADの(韓国)展開決定は非常に良い」としながら、THAADが地域防衛を担い高高度におけるミサイル迎撃が可能になるとの考えを示した。

 また、5年にわたり3カ国の4か所でTHAADを実戦運用した経験があるとしながら、THAADに懸念はないと強調した。

 その上で、「政府の発表について全ての国民が満足するケースはない」と述べ、THAADが配備される予定の韓国南部、星州の住民との話し合いを通じて不安を解消していくことが最も重要だと力説した。

 ブルックス司令官は中国がTHAADの韓国配備に強く反発していることについて、「外交的努力が続いており、在韓米軍司令部の役割は外交努力が実を結ぶように事実を提供することだ」と述べた。

 さらに、韓米間だけでなく他国とも情報を共有する能力を備えることが重要だとしながら、「情報共有問題が解決されればより効果的な任務を遂行できることは明らかだ」と指摘。その上で、歴史的なわだかまりを抱える国との間で信頼を形成することが困難であることは十分承知しているが、情報を共有し共通の利益を追求していくべきだと呼びかけた。

 ブルックス司令官のこの発言は韓国と日本の軍当局間における情報共有のための軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結の必要性を間接的に強調したものと受け取れる。

最終更新:8月2日(火)16時32分

聯合ニュース