ここから本文です

「UQ mobileにできるだけ頑張ってほしい」――KDDI田中社長がMVNOについて語る

ITmedia Mobile 8月2日(火)21時44分配信

 KDDIの2016年度第1四半期の決算説明会で、田中孝司社長がMVNOの方針を語った。

【長期ユーザーほど多くのポイントがたまる「au STARロイヤル」】

 au系のMVNOといえば、ここ最近、KDDIグループのUQコミュニケーションズが「UQ mobile」のサービスを拡充している。無料通話付きの「ぴったりプラン」を月額2980円から1980円(最大1年間)に割り引き、家電量販店での取り扱いを1000店舗へ拡大。7月に「iPhone 5s」の販売を開始したことも記憶に新しい。「ぴったりプランを開始以降、女性のお客さまにも人気が出てきている。手軽にスマートフォンを利用したいお客さまに対してアピールを強めていきたい」(田中氏)

 決算説明では、KDDIとしてもUQ mobileのサービス強化を推進していくことを強調した。その理由について田中氏は、MNO(ドコモ、au、ソフトバンク)間では流動がほとんどないが、KDDIからMVNOとY!mobile(ソフトバンク)への流出が見られるからだと話す。「auの回線を使ってくれるMVNOがリクープ(損失を取り戻)してくれれば(いい)。回線利用料はわれわれの収入になるので、UQ mobileにできるだけ頑張ってほしい。KDDIのMVNOは端末がそろっておらず、戦略的なキャンペーンもできていないので、(UQ mobileの)端末のラインアップをそろえたり、積極的なキャンペーンを打ったりしていく」(田中氏)

 目下のところY!mobileがUQ mobileの大きなライバルといえる。田中氏も「現状、われわれの大きな流出先がY!mobileであることは変わらないので、先方のいいところはキャッチアップしないといけない」と警戒心を見せた。

 KDDIの業績は前年同期比で増収増益となり、マルチデバイスの推進によってARPA(1アカウントあたりの収益)も向上。4月には「auでんき」「auのほけん・ローン(生命保険、損害保険、住宅ローン)」を開始し、au経済圏におけるサービスを拡充する。8月から新たな会員制プログラム「au STAR」を順次開始し、そのうちの1サービス「au STARロイヤル」では、利用年数に応じてWALLETポイントを毎月還元する。「(au STARロイヤルで)au経済圏の拡大にも貢献していきたい。ポイント(の用途)は通信料や端末代が約半分だが、それ以外(の買い物など)が徐々に増加している」(田中氏)

 中長期の戦略として、IoT(モノのインターネット)を推進して新たな市場開拓を目指す。6月にはトヨタ自動車と、コネクティッドカー(つながるクルマ)の通信プラットフォームを共同開発することを発表している。モバイル回線経由でリアルタイムで電力使用量が分かる「スマートメーター」も「(KDDIの)純増に大きく貢献している」(田中氏)とのことで、2014年の314万から2019年までに5700万強の導入を目指す。

最終更新:8月2日(火)21時44分

ITmedia Mobile

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]