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スリル満点 大分県九重町

日本農業新聞 8月2日(火)7時2分配信

 大分県九重町松木で、地元農家らが景観を守る水の名所「龍門の滝」が、夏休み中の子どもでにぎわっている。

 滝は高さ26メートル、幅40メートルで、水が岩を削ってできた滑らかな斜面を、川の水が流れ落ちる。子どもはビニール袋や浮輪に座り、歓声を上げて長さ50メートルの滝滑りを楽しんでいる。梅雨に雨が多かった今年は、例年より水量が豊富だ。

 農家の祖父から借りた肥料袋を持ってきた福岡県北九州市の小学生、山本桃奈未さん(8)は「浮輪より肥料袋の方がよく滑って気持ちいい」と喜んでいた。

 県外からも来る観光客を喜ばせようと、28年前に近隣の農家らが龍門の滝観光協会を設立。周辺住民や商店と協力して夏の観光シーズン前後、農作業の合間にごみ拾いや草刈りを続けている。

 同観光協会の会長を務める農家、安達道康さん(60)は「地区全体で景観を守りたい。涼を楽しめる貴重な場所として安全第一で楽しんでほしい」と話す。(木村泰之)

日本農業新聞

最終更新:8月2日(火)7時2分

日本農業新聞