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両親を放火殺人、容疑で長男逮捕 事件直前に口論か 千葉県警

千葉日報オンライン 8/2(火) 13:03配信

 千葉県印西市岩戸の建築関係会社「篠田興業」から出火し70代の夫婦の焼死体が見つかった事件で、千葉県警捜査1課と印西署は1日、現住建造物等放火と殺人の疑いで、長男で同社役員、篠田卓良容疑者(46)=覚せい剤取締法違反罪で起訴=を逮捕した。

 逮捕容疑は先月14日午後5時45分ごろ、木造2階建て社屋兼住宅にガソリンをまいて火をつけ、父親で同社員、浩一さん(75)と母親で同社役員、弘子さん(70)を焼死させて殺害した疑い。

 同課によると、卓良容疑者は「(事件直前に)両親と口論となってガソリンをまき、ライターを持った」などと供述。火をつけた行為や殺意については否認しているという。県警では、人がいたと認識し、口論の末に火をつけたとみて、動機などを詳しく調べている。

 県警のこれまでの調べでは、篠田さん方は1階部分が激しく燃え、計約146平方メートルを全焼。現場からガソリンが入っていたとみられる容器が見つかっていた。夫婦の遺体は1階の和室付近から見つかり、司法解剖の結果、死因はいずれも焼死だった。

 篠田さん方は3人暮らし。卓良容疑者は出火当時、自宅の電話を使って119番通報し、消火活動も行っていたが、興奮状態だったという。同署は先月15日、両親と同居し煙を吸い病院に運ばれた卓良容疑者を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕し、事情を聴いていた。

 現場は北総鉄道印西牧の原駅から南に約2・5キロの農業地帯。

最終更新:8/2(火) 13:03

千葉日報オンライン