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暑さ日本一どうなる? 館林アメダス移転か

上毛新聞 8月2日(火)6時0分配信

 前橋地方気象台が、館林の気温を観測する地域気象観測システム(アメダス)=豆字典=を館林消防署の敷地から移す可能性があることが1日、分かった。館林市が消防庁舎の移転を計画しているため。インターネット上で「気温が高くなるような場所に設置されている」と“日本一の暑さ”を疑う書き込みが散見されるだけに、移転となれば最高気温とともに機器の設置の仕方も注目されそうだ。

 気象台は上毛新聞の取材に対し、「具体的な計画はまだ決まっていないが、消防庁舎の移転により、代替地を模索する可能性はある」としている。市は東北道館林インターチェンジ近くの赤生田地区に広域防災拠点を整備し、そこに館林消防署も集約する計画。2019年度までに着工する予定だ。

 館林のアメダスは市中心部から1・2キロほど南の館林消防署(美園町)の敷地にあり、1978年12月に気温の観測を開始した。2007年8月16日に国内で過去10番目に高い40・3度を記録。昨年は最高気温が全国1位になった日が20日もあった。「日本一暑いまち」をアピールした、さまざまな誘客イベントが展開されている。

 観測機器の周囲は柵で囲われ、地面は防草シートで覆われている。気象台は設置状況について「気象庁の基準に沿っており、観測データに間違いはない」と説明しているが、ネット上では「周囲がアスファルトに囲まれていて熱源が多い」「地面が芝生でなくシートを敷いているから気温が高くなる」といった書き込みが目立つ状況だ。

 アメダス 気象庁が1974年に運用を開始した無人の気象観測システム。全国で約1300カ所、県内では前橋や草津、伊勢崎など17カ所に設置されている。

最終更新:8月2日(火)6時0分

上毛新聞