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U15侍の誇るユーティリティマン鈴木琉晟、チャンスを生かし攻守で貢献

Full-Count 8月2日(火)12時11分配信

チェコ戦では主軸に負けぬ2安打3打点「単打で1点でも多く取れるように…」

 「3回 WBSC ベースボールワールドカップ in いわき」の予選リーグ4日目だった1日、侍ジャパンU-15代表はチェコと対戦した。日本は15-0と快勝したが、その中でも6番・サードでスタメン出場した鈴木琉晟がクリーンアップに負けず劣らずの存在感を示した。

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 1戦目オーストラリア戦以来のスタメン出場となった鈴木は、第1打席から魅せた。

「3連勝してきて、全勝で決勝ラウンド進出を決めたかったので、チームのために長打ではなく単打で1点でも多く取れるように、コンパクトに振ろうと思いました」

 初回、ボークと内野ゴロの間に得点し、いきなり2-0とリードを奪った日本。2死三塁と追加点のチャンスで鈴木に打席が回ってきた。カウント3-1からの5球目、106キロの内角高め直球にバットを振り抜いた。単打を狙ったシャープなスイングで、打球は左中間を真っ二つ。この試合、侍ジャパン初のタイムリーヒットになった。

 8-0から2点を追加した5回は、1死満塁の絶好機にライトへ2点適時打。「追い込まれたので、チームで徹底している“追い込まれたらノーステップ”で遅い球を待ち、きっちり右方向意識で変化球に対応することができました」と、狙い通り外角チェンジアップを捉えた。この回7点を奪う猛攻をつないだが、「追い込まれる前のストレートをきっちり捉えていれば。ファウルにしてしまったので」と反省も忘れなかった。

内外野から投手、捕手までこなす守備のスペシャリスト

 選手登録は捕手だが、オールラウンドプレーヤーだ。1戦目に続き、この日もサードでスタメンに名を連ねた。2回までサードを守り、3回裏の守備からレフトに就いた。「どこでもきっちりこなせるように練習してきたので大丈夫」と鈴木。グローブは投手用、内野用にキャッチャーミットとファーストミットを持参。カバンに入りきらず外野用は自宅に置いてきたため、この日はセンターを守る稲生賢二に予備のグローブを借りた。

 3試合連続でレフトのスタメンだった植田太陽が、31日の試合で右足に自打球を当てて欠場。その穴を埋める形となったが、鹿取義隆監督は「起用に応えて、サードからレフトまでやってくれたのでいろんなところで使えるのかな、という感じがある。植田選手が足を痛めていたので、良いところで活躍をしてくれてよかった」と労った。

 自宅はいわき市から車で約1時間離れた茨城県ひたちなか市にある。所属する勝田リトルシニアが開いた壮行会のお礼に約100着のオリジナルTシャツを作製。連日、家族や親族、知人が、お揃いのTシャツを着て声援を送る。チーム関係者に加え、普段通う勝田三中の先生など、多い日では40?50人の応援があったという。2、3戦目は出場機会はなかったが、応援をエネルギーに変えて、出場した2試合で6打数3安打5打点と結果を出している。


 姉と妹2人を持つ4人姉弟の長男。高校球児だった父・幹生さんは「4才くらいから、どうかな、と思って野球をやらせてみたら楽しんでやっていた」と話す。

 「これは、と思って、小学1年生の時に軟式と硬式を見せて、自分でどちらをやりたいか選ばせました」

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最終更新:8月2日(火)12時11分

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。