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急激な進化を遂げる“打者”大谷翔平 栗山監督は起用打順に秘策あり?

Full-Count 8月2日(火)13時10分配信

NPBトップクラスの打撃センス、シーズン中盤も13本塁打、36打点と自己最多更新

 日本ハムの大谷翔平投手はプロ4年目の今季、「打者・大谷」として急激な進化を見せている。

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 7月31日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)は「3番・DH」でスタメン出場。3点ビハインドから2点差に迫った初回無死二塁で、岩嵜から同点の13号2ランを放った。最大11.5ゲーム差あったソフトバンクと、現在3ゲーム差。右手中指を負傷した7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)以降、本格的な投球は出来ていないが、好調なバットでチームの快進撃を支えている。

 今季は打率.354、13本塁打、36打点。規定打席に達していないものの、OPS1.133はDeNA・筒香嘉智(1.146)、ヤクルト・山田哲人(1.118)に匹敵する。すでにシーズン本塁打と打点でシーズン自己最多を更新し、14年に記録したシーズン58安打へも、あと1本。打撃成績を軒並み更新する勢いだ。

「1番・投手」で先頭打者弾、気になる打順別成績は?

 打者・大谷で注目されるのが打順だ。「1番・投手」だった7月3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では初球先頭打者弾を放ったのが印象的だが、改めて今季の打順別成績を見てみたい。

 ▽1番
2試合、打率.200(5打数1安打)、1本塁打、1打点
 ▽2番
出場なし
 ▽3番
13試合、打率.326(46打数15安打)、2本塁打、8打点
 ▽4番
出場なし
 ▽5番
25試合、打率.398(83打数33安打)、8本塁打、19打点
 ▽6番
6試合、打率.333(24打数8安打)、2本塁打、8打点
 ▽7番
1試合、打率.000(2打数0安打)、本塁打と打点はなし
 ▽8番
出場なし
 ▽9番
出場なし

 投手登録ながら下位の8、9番でスタメン出場がないのも驚きだが、クリーンアップで高い数字を残している。

大谷の理想の打順について「オレの野球勘の中では違うパターンがある」と指揮官

 一方で、先日、栗山監督は大谷の理想の打順について、こう明かしている。

「翔平の打順というのは、オレの野球勘の中では違うパターンがある。ここだ、と思うところがある」

 ここまで大谷は2番、4番でのスタメンはない。ファンの期待は当然「4番・大谷」の誕生だが、かつて栗山監督は、長年中軸を担ってきた稲葉篤紀を2番に置くなど「攻撃型2番」を重要視してきた。具体的な打順については言及しなかったが、「4番・大谷」でも「2番・大谷」でも興味深い打順と言える。

 右手マメをつぶした影響で、先発投手としての復帰はまだ先となりそうだが、2日からの3位・ロッテ3連戦(QVCマリン)では野手スタメンする可能性が高そうだ。打者・大谷が何番で使われ、どのようなチーム貢献を見せるか。ペナント争いが激しくなる8月の注目ポイントとなりそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8月2日(火)13時10分

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