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【ブラジル】上昇もいまだ最低水準 サンパウロ市内消費意欲

サンパウロ新聞 8月2日(火)4時1分配信

 サンパウロ市内の消費者らの消費意欲を示す指数が2016年7月、前月に対して3.3%上昇して65.0ポイントに達した。ただし、15年7月の水準に対しては14%低い。0~200の数値によって消費意欲を表す同指数は、100を下回ると、消費者らが消費の状態に満足していないことを表す。サンパウロ州商業連盟(FecomercioSP)発表として伯メディアが25日付で伝えた。

 7月の指数全体を押し上げたのは主に雇用に関する指標だった。現在の雇用についての指標は前月を4.7%上回る91.6ポイントに、また、仕事の先行きについての指標は3.7%上昇して101.2ポイントになった。現在の消費レベルについての指標も4.7%上昇したが、36.9ポイントとまだまだ非常に低い水準にとどまっている。消費の先行きについての指標は前月比4.6%高の52.7ポイント、耐久財購入についての指標は1.1%高の38.7ポイント、現在の収入についての指標は3.4%高の72.0ポイントだった。7月に唯一悪化した資金調達についての指標は、前の月よりも0.2%低い62.0ポイントと、10年1月の統計開始以来最も低い水準にまで下がった。

 同月には、世帯月収が10最低賃金(8800レアル)を上回る世帯の消費意欲指数が8.3%上昇して66.4ポイントとなった。また、10最賃以下の世帯の指数は1.6%高の64.5ポイントだった。

 同連盟の経済顧問によると、強さが弱まってはいるが、インフレはいまだに家計を圧迫している。同連盟は、7月には前向きな結果を得たものの、指数はいまだに過去最低の水準に近いところにとどまっているため、この結果はこれまでの傾向の反転を示すものではないとしている。

 この消費意欲指数は、サンパウロ市内の消費者2200人を対象に同連盟が毎月実施する調査によって算出される。

サンパウロ新聞

最終更新:8月2日(火)4時1分

サンパウロ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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