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電話で通訳10カ国語OK

紀伊民報 8月2日(火)16時33分配信

 来県する外国人観光客が増える中、和歌山県は5日から観光関係事業者を対象に、電話を使った通訳サービスを始める。10言語に対応し、県内を訪れる外国人の8割をカバーするという。県観光交流課は「外国人観光客にとって、障害となる言葉の壁を解消することで、満足度を高め、再び訪れてもらえるようにしたい」と話している。

 通訳サービスは、県と契約した東京都の民間事業者が対応する。例えば、来店した外国人の言葉が分からない場合、コールセンターに電話。センターのスタッフが、外国人が伝えたい内容を把握し、次に観光事業者に日本語で通訳するといった流れ。1カ月30件まで、1件当たり5分利用できる。

 また、メールに打ち込んだ文章を翻訳して返信してもらう「簡易翻訳サービス」も利用できる。日本語から外国語に、また逆も可能。外国語での店内案内表示文や料理の説明文などの作成、問い合わせメールの対応などの利用が想定される。1カ月10件までで、1件当たり200文字か100語まで。

 いずれも、計10言語に対応。電話の受付時間は言語によって異なり、英語、中国語(北京語)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語が24時間対応。中国語(広東語)やフランス語、タイ語、ベトナム語は午前10時~午後6時。ロシア語は平日の午前10時~午後6時。メールは、後日返信される。

 登録できるのは宿泊施設、免税店、観光施設、観光案内所などの観光関係事業者。利用可能期間は申し込み受け付け後から来年3月末まで。期間中2千円の負担金で利用可能にしている。来年度以降実施するかどうかは未定。

 申込可能期間は5日~来年2月28日。問い合わせは県観光交流課(073・441・2785)へ。

最終更新:8月2日(火)16時33分

紀伊民報