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欧州株:反落、銀行株に売り-ストレステスト結果公表後も懸念根強い

Bloomberg 8月1日(月)17時18分配信

1日の欧州株式市場では、銀行株が一時の上げから下げに転じ、指数のストックス欧州600指数を押し下げた。域内の主要銀を対象にした最新のストレステスト(健全性審査)の結果で、ほとんどの銀行が危機に際して十分な資本を保有していると判定されたものの、投資家はテスト結果を額面取りに受け取っていない。

ストックス600指数は前週末比0.6%安の339.86で終了。一時は0.6%上げていた。

イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナは一時11%急伸したものの、上げ幅をほとんど消した。財務強化に向け、個人投資家も対象に含めた計画に取り組んでいると発表したことを手掛かりに買われる場面もあった。ストレステストで2番目に悪いパフォーマンスだったウニクレディトは9.4%下落。普通株等ティア1比率の低下が明らかになったドイツ銀行と、同行以上に資本が劣化するとされた英バークレイズも値下がりした。

原油安を背景に石油・ガス銘柄も売られ、株式相場を押し下げる要因となった。英蘭系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルは3.2%下げた。

サクソバンクの株式戦略責任者、ピーター・ガーンリ氏は「このところ投資家らはすべてに対して懐疑的だ」とし、「問題はストレステストが甘過ぎということだ。軽度から中程度のリセッションしか想定していない。このためデータはそれほど実情を示さず、大半の銀行が合格したのもさほど驚きではない」と発言。「相場を押し上げることができるのは、世界経済が上向きつつあることを示す兆候だ」と付け加えた。

原題:Banks Lead Europe Stocks Lower on Skepticism After Stress Tests(抜粋)

Sofia Horta E Costa

最終更新:8月2日(火)1時54分

Bloomberg

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