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岩田寛が米国撤退の可能性を示唆 国内出場義務「5試合は厳しい」

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 8月3日(水)8時1分配信

4日にコネチカット州で開幕する米ツアー「トラベラーズ選手権」の出場を前に、岩田寛がレギュラーシーズン残り3試合となった現状と、今後の展望について語った。現在のフェデックスカップランキングは140位。来季のシード獲得となる125位以内も遠くはないが、もし圏内に入れなかった場合は、米国からの撤退も視野に入れているという。

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「日本の5試合があるから、入れ替え戦(ウェブドットコムツアーファイナルズ)に出るのは難しいと思う」。

岩田が懸念しているのは、日本ツアーの出場義務試合数のこと。昨年の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」優勝により、今年と来年のツアー優先出場資格(シード)を有してはいる。だが、そのシードを維持するには、日本国内で開催される試合に年間5試合以上出場する必要がある。

米ツアーでシードを確保できなかった選手がラストチャンスに賭ける「ウェブドットコムツアーファイナルズ」は、9月第2週から全5週間(4試合)の日程。ファイナルズ終了翌週の10月第3週にはすぐレギュラーツアーの新シーズンが開幕する。また、米ツアーでは、年内最後となる11月第3週の試合が終わった時点で、シーズン成績に応じて出場優先順位を並べ替えるリシャッフルも行われる。

現状、岩田は「とんでもないの(ショット)が出たりするから戦えない。悪いにもほどがある。ぶっちゃけ、(どうすればいいか)分からない」と自身の調子を評している。1、2試合で事態を好転させられるような気配はなく、とてもじゃないが、米ツアーを戦いながら日本で5試合に出場している余裕はない、というわけだ。

「ファイナルズに行っても、日本のシードがなくなっちゃう。もう35歳なんで、リアルに考えて若くない。一生懸命やるけど、シードを獲れなかったら(米国)撤退です…」。

残り3試合でシードを獲るか、それが無理なら2017年に日本ツアーをフル出場できる状態にするというのが岩田の頭にある2択。「今は自信もないし、闘争心もない。こっちに来てからどんどんなくなっています」と、地面の石ころを何度もひっくり返しながらつぶやいた。

出場義務試合数に関しては、賞金王としてのシードを持つ松山英樹の免除が先日発表され、日本ゴルフツアー機構(JGTO、青木功会長)が一度は徴収した罰金を松山に返納したばかり。松山は岩田、石川遼らに絡む出場義務試合数免除についても言及しており、JGTOも来季に向けて変更の検討を始めている。

悲観的になりたくなる岩田の気持ちも理解できるが、まだ道が閉ざされたわけではない。(コネチカット州クロムウェル/今岡涼太)

最終更新:8月3日(水)23時22分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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