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<樋口真嗣監督>「シン・ゴジラ」キャスト大人数で芸能界にうわさ 「早くしゃべらないとカットに」

まんたんウェブ 8月3日(水)15時14分配信

 怪獣映画「ゴジラ」の新作「シン・ゴジラ」を手がけた樋口真嗣監督が3日、東京都内で行われたプレイステーション(PS)4用ヘッドマウントディスプレー(HMD)「プレイステーション(PS)VR」向けコンテンツ「『シン・ゴジラ』スペシャルデモコンテンツ for PlayStation VR」の先行特別体験会に登場し、トークショーを行った。映画は329人というキャストの多さも話題で、樋口監督は「(せりふを)早くしゃべらないとカットされるって芸能界でうわさが流れた。撮影中はカットもへったくれもないんですけれど、早くしゃべらないと『使われない』って……」と明かし、会場を沸かせた。

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 トークショーには配給元の東宝の佐藤善宏プロデューサーも出席し、佐藤プロデューサーは「誰もたぶんそんなことは言ってないと思うんですが」と前置きした上で、「作品を撮るためにいいなって思って、『そうです』って言っておいた」と笑顔で明かしていた。

 「シン・ゴジラ」は、「ゴジラ」シリーズの約12年ぶりとなる日本版新作。人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明監督が総監督を務め脚本も担当。「進撃の巨人」の樋口監督が特技監督も兼任した。新たなゴジラの体長は118.5メートルで、これまで最大とされたハリウッド版「GODZILLA」(2014年、ギャレス・エドワーズ監督)の108メートルを10メートル上回るサイズも話題になっている。長谷川博己さん、竹野内豊さん、石原さとみさんのほか高良健吾さん、ピエール瀧さん、大杉漣さん、柄本明さんら総勢329人のキャストが出演し、ゴジラの動きを狂言師の野村萬斎さんがモーションキャプチャーで担当したことも話題になっている。

 樋口監督はキャスティングに関する話の中で、原一男監督、犬童一心監督、緒方明監督の3人の映画監督が演じた日本政府の“御用学者”のシーンを振り返り、「38テークくらい撮った」と告白すると、「特に原一男さんが最後に(せりふが)詰まる。そうすると頭からやり直しで、他の2人は相手が先輩だから文句が言えない。あとで飲んだ時にディスりまくりで……」と笑顔で明かした。

 一方、俳優・女優に関して佐藤プロデューサーは「ほとんど1回でバチッと決めてくれた」と称賛したが、専門用語を交えた長ぜりふが飛び交う会議シーンを、1日がかりで撮り終えたあとに、庵野総監督が「引きの絵がほしい」と言い出し、もう1テーク重ねることになったことが明かされ、佐藤プロデューサーは「冷や汗でしたね」と振り返り、樋口監督も「(現場は)阿鼻叫喚だった」と笑っていた。

 また今回、映画製作でこだわったのは“本物”や“リアルさ”で、首相官邸を2回ロケハンし、美術スタッフの歩幅やカバンのサイズを頼りに実寸大で再現されたことも明かされ、来場者を驚かせていた。

最終更新:8月3日(水)15時45分

まんたんウェブ