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女性たちに刺さる IKKOさん「美」の語録

琉球新報 8月3日(水)11時43分配信

 7月30、31日の「パレットくもじ・デパートリウボウ開店25周年サマーフェスタ」スペシャルトークショーで、多くの観覧客を魅了した美容家IKKOさん。美容へのアドバイスはもちろん、テンポ良いおしゃべりやユーモア、歌とダンスからにじみ出るのは、人を楽しませる、喜ばせることへの「プロ中のプロ意識」。細やかな心配りとみんなを元気にさせるエネルギーに満ちあふれていました。「美しさは日々の心も持ち方次第~♡♡♡」というIKKOさん。仕事への向き合い方や人生哲学など、スペシャルトークショーやリウボウ社員向け研修で紹介されたIKKOさんの明るく深い言葉を「琉球新報Style」特別メッセージと共に紹介します! 

 -ステージからご覧になった沖縄の女性の印象はいかがでしたか?

 2年半ぶりに沖縄を訪れました。みなさんの優しいまなざしがうれしかった。沖縄の女性たちからは、南国の太陽のような明るさを感じます。沖縄の女性たちの心の色を例えると、太陽のような黄色のひまわりかしら。愛をたくさんいただきました。年配の方々もすごく元気で、おしゃれをして来てくれる。特に今年はみなさんその人なりのおしゃれをして来てくれてすごくうれしかった。


 -「ひまわりのような生き方」という言葉、とてもすてきです。沖縄の女性たちへのメッセージをいただけますか?

 沖縄の歴史を考えると、たくさんの涙を感じた時代があったと思う。おばあちゃんたちはそんな時代を経験してきた。でも、深い深い悲しみを感じた人たちは、悲しみにふけることではなく、明るく生きていこうと前を向く。それが沖縄の女性の魂のDNAにあるのではないかしら。沖縄に来て太陽に癒やされ、さらにパワーをもらいました。だからステージでも自然に言葉が出てくる。私も沖縄の方々のパワーに負けずに、頑張りますよ~!                                                                                 
(聞き手・座波幸代)

 

★7月30日 スペシャルトークショーにて。

 「雨が降っても風が吹いても明るくいられるのが沖縄。いいですね~」

 「みなさんも暑いですよね。でも私なんか、着物に足袋に、かつらの中もムレムレ~」(笑)

 「(沖縄の女性は日焼けがとても気になるという質問に)太陽を浴びるのは、メンタル的にすごくいいことだと思うの。ただ一つだけ昔と違うのは、オゾン層のこと。穴が開いちゃって、紫外線だけでなく、赤外線なども悪さしちゃうと言われている」


 「太陽を浴びた後、しっかりケアすることが大事。だから、まずはこもった熱を取ること。そしてしっかりあかを流すこと。洗顔が大事。でもね、台所をごしごしこすって洗うようにしちゃだめ。そして化粧品は力のあるもの、一発で決まるものを使うことが大事」

 「私ね、50代になって太ったの。40代までスリムだったのに、化け物みたいなんて言われちゃうのよ。でも、気にしな~い!」

 「洗顔で100回すすぐなんてあり得ない。それでは、美容液成分が入っている洗顔料もすべて流しちゃうわよね。何でも『過ぎない』ことが大事」

 「例えば、仕事で嫌なことがあった、姑とうまくいかないことがあった、嫌なことがあった1日の終わりに『嫌だな~』と思いながら寝ると、しわができちゃう。私は、寝る前に好みのタイプの男を想像しながら寝るんですよ」


 ★リウボウ社員向け研修にて。

 「その世代ごとに納得する生き方があると思います。20代なら20代、30代なら30代、40代なら40代なりの。私は今、50代になって、40代のころのあのスリムさはなくなったけど、では、太くなった首をどう美しく見せるか、50代以降の人が考える美容はどんなものか、常に考える。私が感じたことすべてビジネスに結びつけようと思う」


 「物をたくさん売るってどんなことでしょう?私もテレビショッピングで自分の商品を売っているけど、テレビだと、お客さまに私の話のどこが響いて、どこが響いていないのか分からない。だから、常に考える。なかなか売れないと思ったら、言い方、論点を変えてみる。毎回、自分への挑戦。きょうはこれがよかった、どこが響かなかったのかと、とにかくずっと追求して考える」

 「重要なのは、売る側の実感度が高いと商品は売れ、低いと売れないということ。お客さまに商品を説明する前に、まずは、自分が商品を試して実感すること。自分たちの売る商品を愛している、好きで好きでたまらないと思うと、その商品の良さ、ポイントをつかむことができる」


 「スランプになった時、落ち込む時、どこかにはまり込んで売れなくなってしまう。そんな時は、ネットもテレビも一切見ないようにしている。見るのは韓国ドラマ、聴くのは演歌とジャズくらい。割と浦島太郎になった方がいい。ただ、なぜ今回は売れなかったかということだけは徹底的に考える。でも、それ以外のことは考え過ぎるとコンプレックスになってしまう」

「お客さまを楽しませることが、売り上げ増につながる。マイナス面をプラスに切り替えること。明るさはいいものを生む。私なんか50代になってどんどんたるんできて、かつらの下はテープで引っ張ってる。でも堂々と明るく生きた方がいい。ひまわりのような生き方。沖縄はすてきな光がいっぱいあふれている。苦しくても光が解決してくれる」

琉球新報社

最終更新:8月4日(木)9時14分

琉球新報