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北朝鮮が弾道ミサイル実験 「在日米軍」攻撃も視野か

聯合ニュース 8月3日(水)10時48分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は3日午前7時50分ごろ、南西部の黄海南道・殷栗一帯から東海に向け弾道ミサイル1発を発射した。合同参謀本部は北朝鮮が発射した弾道ミサイルの正確な機種や飛行距離などを分析している。

 韓国政府消息筋は「(中距離弾道ミサイル)『ノドン』と推定される」との見方を示した。飛行距離は約1000キロと分析しているという。

 北朝鮮が実戦配備したノドンの最大飛行距離は1300キロに達する。今回は最大距離近くまで飛行させ、在日米軍基地などへの攻撃能力を誇示したと、韓国当局はみている。

 韓国政府当局者は「米国の最新鋭地上配備型迎撃システム『高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)』を無力化できるとのメッセージを伝えるとともに、韓国内の対立を誘発する狙いもあったとみられるが、それよりも飛行距離能力を誇示する意図が大きいようだ」と話した。

 北朝鮮は先月19日に中距離弾道ミサイル「ノドン」2発と短距離弾道ミサイル「スカッド」1発を発射している。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は政権発足から5年間で弾道ミサイル32発の発射実験を行っている。韓国の国防・情報当局によると、これには少なくとも1100億ウォン(約99億9000万円)以上の資金が投じられた。

最終更新:8月3日(水)10時52分

聯合ニュース