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大雨、県内各地で被害 住宅浸水や交通に乱れ

福島民報 8月3日(水)11時56分配信

 2日の福島県内は太平洋側から暖かく湿った空気が流れ込み、北側に寒気が流入した影響により大気の状態が不安定で大荒れの天候となった。県北、会津地方で大雨となり、住宅の床上浸水や床下浸水が相次いだ。午後9時半現在、福島と本宮の2市で合わせて12棟が床上浸水し、福島と会津若松、二本松、伊達、本宮の5市で計23棟が床下浸水した。本宮市が市内に設置した避難所に4人が一時、自主的に避難した。
 伊達市岡沼では、側溝の水があふれ、付近の会社事務所が床下浸水した。社員数人が事務所内に取り残され、伊達地方消防組合が午後7時20分ごろ、ゴムボートで救助した。
 土砂流出や冠水で各地の道路が通行止めになった。13号国道は福島市飯坂町中野-山形県米沢市までの27キロが不通になった。県道では、福島吾妻裏磐梯線の福島市町庭坂-同市土湯温泉町間と布沢横田線の只見町布沢-金山町山入間、小林舘の川線の只見町荒島地区の一部が通行できなくなっている。
 高速道路では、東北自動車道福島飯坂-国見インターチェンジ間の下り線が午後5時ごろから一時、通行止めとなった。
 県内のJR各線は大雨の影響で各地で雨量計が規制値に達し、2日午後から相次いで運転を見合わせた。
 東北線は郡山-白石駅(宮城県白石市)間、黒磯(栃木県那須塩原市)-郡山駅間の上下線で一時運転を中止した。奥羽線は山形-福島駅間、只見線は会津坂下-会津川口駅間、磐越西線は郡山-会津若松駅間、磐越東線は舞木-郡山駅間の上下線でそれぞれ、終日または一時運転を見送った。県内で1万6690人に影響した。
 阿武隈急行も福島-梁川駅間の上下線で一時運転を取りやめた。

福島民報社

最終更新:8月3日(水)11時59分

福島民報