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マット・デイモン主演作は白人偏重 台湾系アメリカ人女優の批判に波紋

シネマトゥデイ 8月3日(水)23時14分配信

 テレビ映画「スパイ・オブ・ギャラクシー」などの台湾系アメリカ人女優コンスタンス・ウーが、先日公開されたばかりの、マット・デイモン主演映画『ザ・グレート・ウォール(原題) / The Great Wall』の予告編について、白人偏重的だと自らのTwitterにコメントを投稿している。

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 本作は、映画『LOVERS』『妻への家路』などで知られる中国の巨匠チャン・イーモウがメガホンを取り、ハリウッドのレジェンダリー・ピクチャーズが製作する大作映画。万里の長城の起源が描かれると共に、そこに現れるモンスターに兵士たちが立ち向かうというフィクションドラマも展開されるという。デイモンは西洋から渡ってきた兵士を演じている。

 ウーは、「ヒーローはこうあるべき、そうじゃなければ資金調達は難しいから、というフレーズはもはや人種差別の言い訳にならないって、少なくともみんな同意してくれるよね?」というリード文と共に長文コメントを添付。デイモン演じる兵士を中心に戦いが繰り広げられる予告について、「白人は有色人種より優れていて、有色人種は白人の救済が必要だという考えが見て取れる」「勇気を出して、有色人種をヒーローに据えた映画を撮るべき」などの意見を投稿。さらに追加コメントとして、「デイモンやスタジオ、中国の投資家たちを批判しているのではない。人々の気づきに訴えているだけ」と、あくまで特定の個人や会社に向けられた批判ではないことを強調している。ウーのコメントはSNS上で波紋を呼び、8月1日午前中の時点のリツイート数が、1万3,000件を超えている。

 本作は、来年2月に全米公開が予定されている。(鯨岡孝子)

最終更新:8月3日(水)23時14分

シネマトゥデイ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。