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オダギリジョーが全編スペイン語に挑戦!チェ・ゲバラと共に戦った実在の日系人を演じる

Movie Walker 8月3日(水)11時38分配信

チェ・ゲバラの部隊に実在した日系人、フレディ・前村・ウルタードを主人公にした『エルネスト』の製作が決定し、オダギリジョーが主演を務めることが明らかになった。

【写真を見る】キューバへロケに行った際の阪本順治監督とオダギリジョー

フレディ・前村は、1941年10月に日系ボリビア人として生まれる。貧富の差が激しい街で、裕福な家に生まれ、貧しい友達を気遣う少年時代を送ったフレディは、人々のために医者になると決め、キューバの医学校に留学し、そこで異国の親友たちや思いを寄せる女性と出会う。

しかし、その学校でフレディの人生を変える人物となる革命家チェ・ゲバラと出会い、彼の人生が少しずつ変わっていく。そんな矢先、母国ボリビアで起きた軍事クーデターの知らせを聞いたフレディは、ゲバラの革命軍に「エルネスト・メディコ」として参加し、国民のために命を捧げる決意を固める。

ゲバラから「エルネスト」と名付けられ、自由と愛のために、キューバ危機やボリビア革命運動など、激動の人生を歩んだ彼を演じるにあたり、「キューバでの撮影や、自分が演じるフレディは、すべてスペイン語という大変な役柄であるからこそ今回引き受けました。今までやったことのない苦しそうな現場に身を置きたくなる。それが映画出演のモチベーションです」とコメントしたオダギリは、4月から語学練習を重ねており、フレディを演じることへの意欲が伝わってくる。

監督を務めるのは『KT』(02)、『闇の子供たち』(08)、『団地』(16)などを手掛けた阪本順治。本作の製作に至った理由について、阪本は「ボリビアの日系移民を調べたら、フレディを発見しました。私にとって長編映画で実在した一人の人物を題材にするのは初めてです。本当はもっと世間に知られるべきフレディに光を当てて映画化したかったのです」と明かし、「オダギリさんへの出演依頼について、彼には心の強さがあり、静けさも感じたので、主人公のフレディを演じるには共通の部分があると思った」と自身初の試みでオダギリを起用したことについて、胸の内を語っている。

フレディの知られざる生涯が明かされる『エルネスト』は彼が没後50年を迎える、2017年の秋に公開。【Movie Walker】

最終更新:8月3日(水)11時38分

Movie Walker

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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